サイコミで1話を読んだときからずーっと書籍版を思い続けてきた。ようやくその日がやって来た……長かったぜ!!」ということで「今最もハリウッド映画っぽいマンガは!?」と訊かれる際に本作の名前を出し続けてはや1年9ヶ月。このたび遂に書籍版が発売されました。
カッコよさに極振りした退魔バトルアクション、みんな好きですよね?
私もです。

四方山先生がおっしゃるようにWEB公開版からほぼ全ページ加筆修正されているという大盤振る舞いぶり!電子で持っている自分もこの男気を見せられたら買う以外の選択肢がなかったです。

キャラも増えてバトルが加速する続刊(6巻まで出ている)もゴリゴリ出版してほしいですし出来たら前日譚の『VS EVIL』も紙で読みたい!『終の魔術師』旋風、起こってくれ〜〜〜!!!

読みたい
エロイーズ 本当のワタシを探して

物語の始まりのシーンが好き

エロイーズ 本当のワタシを探して
ANAGUMA
ANAGUMA

本作、ベンチに座っていたエロイーズがふと記憶喪失になっていたことに気付くシーンから始まるのですが、その自然さがなんだか巧みで、ピンク色のカラートーンとともに強く印象に残っています。 メインとなるストーリーラインはサブタイトルにもある「本当のワタシ」探し。 少ない手がかりを元に記憶を失う前の自分がどんな人間だったのかを調べていく…と書くと壮大なミステリーやサスペンスのようでもありますが、そうそう大変なことが起こるわけでもないのが人生というものかもしれません。 どこにでも居る女性だった(と思われる)エロイーズ・パンソンの身の回りも、世の人のご多分に漏れずありふれた出来事ばかりだったようで、一生懸命過去の自分の身辺調査を行うほどに些細でちっぽけなことばかりが判明していきます。そのようすは親近感やおかしみと同時に、どこか空虚さというか、切なさも感じさせたり…。 「記憶を失う前の自分ってどんな人間だった?」というのを入り口に「そもそも根本的に自分ってどんな人間なんだろう?」という二重の意味で「本当のワタシ」を探すことになるのが妙味です。 そんな深いテーマもありつつ、バンドデシネとしてはかなり読みやすい部類に入ると思います。エロイーズのちょっとした仕草がどれもかわいかったり、普段縁遠いフランスでの「フツーの」暮らしが垣間見えるだけでも面白いので、読む機会があれば気軽に手に取ってみてほしい一作です。

本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
VS EVIL -オトナの無修正エディション-

VS EVIL -オトナの無修正エディション-

その悪霊が生まれたのは黄泉からなのか異世界なのか、それとも――。記憶をなくした悪霊、怨と彼に憑りつかれてしまった女子大生あさひ。失われた記憶を探して奇妙な二人の旅が今、始まる。連載時にはボカシだった部分や、大好評セクシーカラーイラストもボカシ100%解禁【完全無修正版】として収録! エロス&バイオレンス、そしてホラー×バトルがふんだんに盛り込まれたスタイリッシュアクション作の第一巻、発売です!

スタイリッシュ退魔アクション待望の書籍版刊行! #1巻応援にコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。