声うるせえな! でも幸せならOKです!!
コソコソ話す小森さんがめっちゃ可愛い! そして大林は喉のボリュームバグってんのかってくらうるせえ。でも2人が幸せそうなのでオッケーです! 〇〇くん〇〇さん漫画はもういいよ…と思いつつ読んでみるとやっぱ面白いんだよなぁ。 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_AM05201644010000_68/
声が小さいことがコンプレックスの小森さんと、いつも大声で話してしまう大林くん。性格は正反対ながらお互いのことが気になっているふたりのやり取りは、やっぱりちょっとズレていて……?すれ違ったりドキッとしたり、青春いっぱいのやきもきラブコメディ!第1話の裏側を描く、コミックスだけの描き下ろしエピソードも収録です。
声の小さな女子と声の大きな男子の甘々両片想いコメディ。この作品の良さは、〜らしさの「テンプレ」を薄めている所にあると思います。
声の小さな小森さんですが、特にコミュ障とか、オドオドしている感じはありません。笑いもすれば、はっきり気持ちも伝える(声小さくて伝わらないけれど)。
一方、声の大きな大林くん。彼の描かれ方がとても好き。
何って、大きな声なのに、威圧的で無い。
声も体も大きな男って、少し怖かったりするのが現実だし、漫画ではそういう部分はよく「強さ」「ガサツさ」「おおらかさ」と表現されます。しかし大林くんは、声の大きさを自覚して一応気を遣ったり(それでもつい大きくなって驚かれるけれど)小森さんの話を聞く時は黙って耳を澄ましている。性格も優しくて可愛い物が好み。
声が大きいのにカワイイ男の子……割と新しくない?
今までの漫画の「声小さい女=オドオド」「声大きい男=ガサツ」みたいなテンプレが薄れたキャラクターの物語は、全体的に愛らしく、甘々だけれども穏やか。バトルしたりしないフツーの男女の恋物語として、楽しく楽しく読めてしまうのです!
声が小さくて伝わらない系女子と、声が大きくてだだ漏れ系男子。どっちも頑張れ。