1人の画家としての共犯タッグ
これって罪なのか?というのが最初はわからなかったけど、だんだんその罪の重さがわかってくる。 絵を描くという事がどれだけ難しいのかは素人の私は久しく筆なんか握ってないのでわからないが、表現したいものを形にするっていうのだけでも難しいのはよくわかるし、作品を生み出す作業の難しさも描かれている。 とはいえなんとなくBE・LOVEはストーリー重視な気がするので、もうちょっと絵を描くというところにも強めにスポットを当てて展開してほしいなぁとも思ったり。
日本画家への夢を諦め、家族を養うべく働く荻原あかりは、ある日、海で自殺未遂の男を助ける。年齢も名前も不明の男から唯一わかることは、日本画のたぐいまれなる才能を持っているということのみ…。しかもこの男、あかりの名前で自分の絵を売ると言い出して――? かつて何者かになりたかったあなたに贈る、ラブにサスペンスなエモーショナル漫画!
思ったより深そうなお話。
画家志望のあかりが自殺未遂しようとしてた臣と出会うことによって、人生が思いがけない方向に進んでいく。
あかりも最初は臣が自分として絵を描くことに戸惑っていたけど、自分が認められていくとモヤモヤの感情吹っ切って、自分が描いたことにして前に進んでいこうと決めた最中、臣が描いているんじゃないかと気づいた人が出てきて。。
1巻読了後に感じた事は人間っていつまでも欲深い生き物だなと。
今後の展開に期待。
#1巻応援