この作者さんの絵を見るだけで体がスカッとを求めるようになってきました。条件反射。
絶妙にいそうなラインのクズ男、振り回されつつも最終的にはやっつけてスッキリ前を向く女。
同僚だったり恋人だったり旦那だったり、いろんなパターンの勧善懲悪を堪能できます。
一旦ものすごく嫌な気分になることがわかっているのに、どうしてこの手の娯楽がやめられないんでしょう。我ながら下世話で嫌になりますね。
こういう話題を自分の身近に求め出したら人間終わりですが、ファンタジーでスッキリしといて善良な人間として生きていきたいです。
エロ漫画よりも読んでるのバレたくない、隠しておきたい漫画かもしれない。
でも下世話なものって面白いんです!
ドラマ化するということで読んでみました。清野作品は「おこだわり」しか読んだことがなかったのですが…凄まじい勢いでその辺の知らない人に話しかけて、道や街の良い所を聞きまくるのでビビりました。とんでもないコミュ強…!
普段使ってる路線で1回も降りたことがない地味〜〜な街だとか、単に駅の名前が面白い(おもちゃのまち駅)とか、最高にくだらない理由で行き先を選んで生活感に溢れまくってる街を歩くという最高に楽しい漫画。
地元の人しかいないスナックに入ったら、そのあと自分より若い新規客がきてあっという間に場に溶け込み「こいつ…できる!」ってなったやつ好きです。
個人的、北海道の人は雪のとき傘を差さないという話で自分の長年のモヤモヤがスッキリしたので本当によかったです。自分は東北の出身ですが、上京して初めて雪が降ったとき街で自分だけ傘差してなくてメチャクチャ混乱したんですよね。やっぱ差さないよな!? よかった…!
28日からムロツヨシ主演で始まるドラマ…この奇想天外な街ぶらエッセイ漫画を一体どうやって映像化するのか楽しみです!
(↓老婆の独り言にカットインして流れるように情報聞き出す技術よ…!)