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ひとりの少女が、自らの運命に翻弄され、悪い大人に良いように利用され、大切な人が傷つき、幾度も幾度もつらい思いを経験する。なんで碧穂ばっかりこんな目に合わなきゃならないんだ!読んでる方もつらすぎる。最後は絶対幸せになってなきゃだめだよ…
しかし物語も終盤、碧穂は自らの死をもってすべてを終わりにする決意をする。そんなのは嫌だ!碧穂が幸せになる未来はきっとくるって信じてたのに…
そして何もかもをふっとばす衝撃的なあのラスト。
碧穂はボーイフレンドの康太朗の命を救うために持っているすべての力を使って、時を1年戻してしまった。
それですべてが元通り…になるのではなく、康太朗だけは記憶も体も元のまま。これ、ハッピーエンドに見せかけたバッドエンドじゃないだろうか…?

あの終わり方、康太朗だけが、碧穂が普通の人間である世界線に飛ばされたようにもみえます。もしそうなら最悪のバッドエンド。しかしそうではないということが読めばわかります。なのでハッピーエンドともいえます。
ただあの1年時が戻った世界は、康太朗がかつて生きていた世界とは、全く違う世界なんじゃないですかね。康太朗が好きだった碧穂とは、別の人間なんじゃないですかね。捉え方によっては、実は恐ろしいラストだとおもいます。

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