これ読んで気が楽になる人もいると思いますけど、生きづらさを抱える作者がだんだん生きやすくなっていく様子を描いているわけではないですし、読者にむかってなにかアドバイスをしてくれるわけでもないです。「生きづらい」ってひとことで言っても内容は人によって違いますからね。とりあえず1巻だけ読みましたけど、私は共感できないものばかりでした。でもその分、「私も!」って思うところでは心のなかで首がもげるほど頷いた。
なのでこの記事にある、「手本」ではなく「サンプル」にして、って言葉はかなり腑に落ちます。

withnewsとは、あなたと一緒に “気になる”を解決するサービスです。日々のニュースで“気になる”ことはありますか?あなたのリクエストをきっかけに新聞社が一生懸命もっとフカボリ取材します。 いろんなメディアも巻き込んで一緒に “気になる”を解決していきます。つまり、withを大切に、みん...

でももしかすると、過去作読んでからのほうが良かったかもしれない。この方がどういう家庭で育ってきたかとか、知った上で読むとまた受け取り方が変わるんじゃないかと思う。
だけど「酔うと化け物になる父がつらい」ってタイトルがもうつらすぎて読めないんだよ…………。

読みたい
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
壊れる前に旅に出た

壊れる前に旅に出た

読後、静かに気力がわいてくる。ひとり旅エッセイコミック20代、夢をかなえてマンガ家デビュー。30代、ルポマンガ家として樹海で自殺志願者を助けたり、特殊清掃をしてみたり。40代、自身の生い立ちをつづったエッセイコミックが話題になったり、パートナーと別れたり……。そして気がつけば、もう50歳―――。「全部投げ出して、どこかに行きたい」とはいえ、仕事をすべてやめるわけにもいかない作者が選んだのは、数日間の人里離れた現実逃避のような旅。車中で一晩過ごしてみたり、山のてっぺんのキャンプ場にテントをはってみたり、連絡をとっていなかった親族をたずねてみたり―――。「酔うと化け物になる父がつらい」「宗教2世な私たち~神様のいる家で育ちました~」の作者が描く、女ひとり旅の終着点は……?

うちは「問題」のある家族でした

うちは「問題」のある家族でした

毒親から生き延びたかつての子どもたちを取材した『毒親サバイバル』から6年。『「神様」のいる家で育ちました』『酔うと化け物になる父がつらい』の著者・菊池真理子さんが次に取材したのは、家族に問題を抱える当事者たちです。家族に問題を抱えた当事者10名に取材した社会派ノンフィクションマンガで、取材したテーマは、ギャンブル依存症、マルチ2世、児童虐待、貧困、DV、きょうだい児、ヤングケアラー、陰謀論、反医療。現代の社会問題を反映したテーマに切り込み、家族の危機に直面した人々のリアルな姿を描きます。問題を抱えた親や配偶者、子どもとの関係に悩む人たちが、自分の家族の「問題」とどう向き合い、乗り越えてきたのか。時には距離を置き、時には共存の道を模索しながら、それぞれが選んだ結末とは? 家族の困難をともに乗り越えるためのヒントが詰まった一冊です。

「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

宗教2世。親が宗教を信仰している家の子供。宗教ありきで育てられ、世間とはずいぶん違う生活を送っています。参加してはいけない学校行事があったり。薬を使わせてもらえなかったり。人を好きになってはいけなかったり。休日は宗教活動のための日だったり。もちろんそこに幸せを見出す人たちもいるけれど、中には成長するにつれて苦しさを感じる子供達がいることを、知ってほしい。著者含む、7人の宗教2世たちが育ってきた家での出来事をマンガ化した作品が、加筆修正を加え、単行本化。単行本描き下ろし収録。「情報ライブ ミヤネ屋」でも紹介された、今年最注目のノンフィクションコミック!

やわいボンド

やわいボンド

親友だと思っていた子が、学校から消えた。中学生になって犬を飼い、ウキウキの鈴音。変わりばえしない毎日だったけど、親友の冴が行方不明になって…!? 思春期女子の日常、友情、成長の痛み。中学生女子と犬と大人の友情のお話。

毒親サバイバル

毒親サバイバル

アルコール依存症の父親との顛末を描いた「酔うと化け物になる父がつらい」で世に衝撃と共感をもたらした菊池真理子さんが今度は毒親から生還した10人を取材してコミックにまとめました。菊池さん自身も含めて登場する、有名無名の11人の人々が親から受けた傷はみんな違います。アルコール依存症の親、暴言と暴力の親、価値観を一方的に押し付ける親、果てしなくお金をむしりとる親、そんな状況を見て見ぬふりする親……。その体験談は赤裸々。毒親に育てられた子どもたちにとっての最大の悲劇は、「家族ってこんなもの」「これが当たり前」と思いながら育ち、自分が悪い、自分がヘンだとの想いから逃れられないこと。大人になってからは「連鎖」におびえること。本書は、親と同じ道を選ばないために、全身、全力でサバイバルしていく11人のさまを、リアルにコミック化した、コミックだからなしえた作品です。本書が、傷を負って生きてきた人たちが、傷を負い続けないヒントとなりますように……。【以下、はじめにより】「どんな親でも子どもを愛してるんだから」 とか 「育ててくれた親に感謝しなよ」 とか 「親と不仲のヤツはヤバい」 とか 「親を捨てるなんて不孝者」 とかとか。そんなバカなこと、言わない世の中にしたい。本当は、愛で満ちた天国のような家ばかりになるのが理想だけど、それがムリなら。あの子が大人になった時、あたり前のように、親から逃げるって選択ができる世の中に。逃げてから、さらに傷つけられたりしない世の中に。それが私たち元子どもの、できることかなと思います。菊池真理子

酔うと化け物になる父がつらい

酔うと化け物になる父がつらい

「夜寝ていると、めちゃくちゃに顔を撫でられて起こされる。それが人生最初の記憶……」幼い頃から、父の酒癖の悪さに振り回されていた著者。中学生になる頃には母が自殺。それでも酒をやめようとしない父との暮らしに、著者はいつしか自分の心を見失ってしまい…。圧倒的な反響を呼んだ家族崩壊ノンフィクションコミック。読後涙が止まらない全11話に、その後の描きおろしを収録。家族について悩んだことのあるすべての人に読んでほしい傑作。

アドバイスはしてくれないにコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。