「デートDVに等しい行為」は、この漫画では無視して下さい(「君がそれを愛と呼んでも」にコメントしたものをご覧下さい)。 混乱を招くことになってしまい、大変申し訳ございません。

　勇希は自分を裏切った綾子を回収させようとしたが、彼の友達(カズとみっちー)の「俺らはお前(勇希)まで悪者にしたくない」という言葉のおかげで思いとどまり、彼らがハッピーエンドを迎えたことは非常に心が温まります。 　そこ行くと「五十嵐芽愛」では、桜は自分が回収されたからといって他の女子を恨むようになり、碧生に近づいただけの芽愛を回収させるのはいかがなものかと思います。 　そのことを知った桜のクラスメイトはどのように思うでしょうか(芽愛に回収されたとしても、「桜まで悪者にしたくない」と言ってくれる人はいなかったのだろうか。仮にいたとしても思いとどまるのだろうか)？

　この漫画はオムニバス形式であり、どの巻から読んでも話の流れがわかります。 　胸くそ悪いエピソードもあれば心温まるエピソードもあり、エピソードによっては好き嫌いが別れますが、どちらにせよ癖になります。