ネタバレ
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名無し

おそらくオムニバス形式で進んで行くんだろうけど、第1話からすごくいがらしみきおだった…。
1話の主人公は0歳で死んだ鈴木広美で、首に臍の緒が巻き付いた状態で生まれてきた彼女が息を引き取るまでのほんの僅かな時間を描いた話。

「可哀想だから」と産婆さんに言われてお母さんは死んだ子に乳を含ませるけど、実はその時はまだ息があって…。

言葉に出来ないですね…ただただ胸に来ます。

どんな偉人よりも無名のまま過ごしたその他大勢の生き様のほうが胸に来ることもある。
ただその人の過ごした日々はその人にしか理解できないもの。”もうすこしどうこうできなかったのか”と第三者が決めつけるのは蛇足。

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OsamaBinLaden

ひたすら自分を殺して生まれてこなかった命に涙しながらミサを行い、何度も心が折れそうになる出来事を経験しながらキリストを信じ、ただただ祈った、結果や成果、表面的な善悪ばかり気にする「人間」に出来ることではない。そういう意味でガビは「神様」だったのだ。

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アンミックス 当麻ゆいこよみきり集
新進気鋭のセンス溢れる短編集 #1巻応援
アンミックス 当麻ゆいこよみきり集
兎来栄寿
兎来栄寿
当麻ゆいこさん、新連載の「超局地的つぶ!」が始まると共に待望の作品集が発売となりました! 待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。 表題作である「アンミックス」と、その次の「雨上がりのピィちゃん」だけは続き物で、 ″双子の近くには異星人がいる″ という独特の設定を描いた日常系SFです。 擬態して地球人に紛れ込んでいる異星人もおり、友好的な種から敵対的な種までさまざま存在しているという世界を舞台に、一卵性双生児の新と朔が異星人と関わったり影響を受けたりして暮らす様子が描かれます。 暖かさと不穏さが同居するこの2話からして独特のセンスが溢れていることがうかがえます。 そして、その次の「アルパカおばけ」でそれは更に加速します。アルパカのストラップに3年前に死んだ元恋人が宿るストーリー。見た目は滑稽でかわいらしいですが、宿る感情は切実そのもの。溢れる想いに感じ入ってしまいます。当麻ゆいこさんはモノローグに味があり、読後感が非常に良いです。 浮遊体質がある女の子とその幼馴染の絆が描かれる「祝福」は、メインの二人の個性と関係性だけでご飯が食べられます。大変美味しくいただきました。 最後の「フラワーシャワー」も独特の設定とヴィジュアルで楽しませてくれる作品です。そして、最後のモノローグがまた良いです。 Unmixはmixの逆で分離させること。この1冊の中で繰り広げられている物語たちにとって意味深いタイトルとなっています。分離はしても、隣り合ったままのものもあるこの世の中のさまざまなものに想いを馳せます。 フレッシュな才能が生み出す少し奇妙だけど優しい世界、覗いてみてはいかがでしょうか。
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