自分に嘘をついてはいけない。
ひょんなことから自分の作品(自分では作品とさえ思ってない)が独り歩きして、やりたいこととずれたり周囲から過剰に期待されたりして、ドタバタする話。 嘘は心を殺します、のようなセリフがあり、ほんとにそうだよなと共感しました。仮病や忖度なんて誰しもしたことあると思いますが、人に対して嘘をつくと、その後の自分も引きずるし、嘘をついた相手の顔をまともに見れなくなるし、心は死に、孤独になっていくよなと。 が、本作の本質はそういう罪悪感的なことじゃないんだと最後まで読んで気付きました。むしろ自分に対して嘘をついている状態の方が苦しいということなのかなと。 沁みました。再読すると思います。 ネタバレにならないよう抽象的な物言いになりましたが、ぜひ読んで欲しいマンガです。
目次でタイトルだけ見て冴えない男とギャルのコンビかな〜と思ってたら、まさかの真面目系委員長タイプの女子・御園生さんとギャル・宇藤ちゃんという組み合わせだった。
テンポよく世界が崩壊して、ギャルの軽いノリに巻き込まれながら2人で渋谷をさまようのが小気味良い。
崩落する高架橋の上で無免許・ノーヘル・二人乗りでスクーターかっ飛ばしたその瞬間、2人の世界がキラキラした可愛いもので溢れる演出がすごく良かった。
https://twitter.com/shirox_em/status/1331815707810533376?s=20