無用ノスケ子1年以上前編集大阪のボロアパートを舞台にしたワケあり人間たちの日常を描いた作品。つい古き良き昭和の懐かしさを感じてしまいますが、それはそれとして新しい時代の貧乏下宿マンガとして読みました。最近は貧乏マンガを描く人は少ない中、ここまで飄々と生身の人間を描ける作者さんは稀有な存在だと思います。タバコを交換したがるおばちゃんとか、どの住人達にも生々しいリアルさを感じます。ふとした時の虚無の表情が何とも言えない奥深さがあって良い…。やはり人間の業の深さというものは虚無の表情からこそ見えてくるのだと思えるのです。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ芥川賞作家・西村賢太氏 大絶賛!! 「得体の知れぬ日常を底知れぬ生命力で渉(わた)る。そんな人たちが、ここにいる。」ある日住人の一人が首を括った──。訳ありの住人たちが住む、大阪の安アパートを舞台に、借金、DV、援交などなど、堕ちて生きる人間たちの人生の機微を綴る、ファッキン下流生活譚!! 飄々として過激。機微繊細にしてタフ。今、最も読むべき漫画家・岩浪れんじ、衝撃の初単行本!! ジャンル不問の全方位WEBコミックサイト『COMIC MeDu』にて大注目連載中!続きを読む
大阪のボロアパートを舞台にしたワケあり人間たちの日常を描いた作品。つい古き良き昭和の懐かしさを感じてしまいますが、それはそれとして新しい時代の貧乏下宿マンガとして読みました。最近は貧乏マンガを描く人は少ない中、ここまで飄々と生身の人間を描ける作者さんは稀有な存在だと思います。タバコを交換したがるおばちゃんとか、どの住人達にも生々しいリアルさを感じます。ふとした時の虚無の表情が何とも言えない奥深さがあって良い…。やはり人間の業の深さというものは虚無の表情からこそ見えてくるのだと思えるのです。