新時代の食通「フーディー」を探せ!!
フーディーとは個人ブログなどに評論家レベルのレビューを書いている食通のこと。そんなフーディーたちが評価することを売りにした新しいグルメサイトを新入社員の頂巧味(いただき たくみ)が立ち上げることになります。ひょんなことから有名フーディーの食龍ガロと知り合うことに成功しますが、ライバル企業からも目を付けられたり、頂巧味の祖父が只者ではないことも明かされていて、後編も待ち遠しいです。 「神の雫」の亜樹直先生が原作ということが推されてますが、作画の中西淳先生の前作「王の病室」も面白かったので、とても相性のいいコラボだと思います。これは連載化の可能性もかなりあるのでは…?
確かに、単行本第一巻のカバー裏に年表が書い
てあります。 この通りにストーリーが進めば、
これは壮大なネタバレです。
しかし、あえてネタバレした上でストーリーを
進めるとは、かつて無い新しい試みだと 返って
大注目して観ていました。
とかく ネタバレは嫌われる風潮ですが、そこを
逆手にとったこの戦略は 天晴れ!と思います。
なのに、最新第3巻のカバー裏は、まるで砂嵐に
なっていて 情報を消したかのようなのです。
これは非常に残念です!
バラすなら徹底してバラし、その上を行く面白さ
を追求していくのが 本作のキモではないのか!
その精神を放棄してしまったのか?
あるいは、新しいアプローチを仕掛けていこうと
しているのだと期待したいです。