原作は未読です。漫画の方だけ読みましたが、史群アル仙先生の作風に合ってる作品なんだろうなと感じました。両者に相当なシンパシーがなければ、ここまで内面に食い込んだ壮絶な孤独や絶望感は描けない気がするのです。
だからこそマンガ化に至ったのも頷けるわけですが、どうやらマンガ化の話は、原作ツチヤタカユキ氏から史群アル仙さんに向けて熱烈なラブレターを送っていたことで実現したようです。
『笑いのカイブツ』漫画化決定!|『笑いのカイブツ』公式
『笑いのカイブツ』、漫画化決定!!!!! 漫画家・クレパス専門画家・史群アル仙によるコミカライズ企画、 Championタップ!(秋田書店)にて、4月28日より連載開始予定です! 以下、ツチヤタカユキさんより史群アル仙さんへのお手紙を掲載します。 拝啓 史群アル仙 様 ...
自分の気持ちを理解してくれると信じた作家に託して、描いてもらえたのは、ツチヤタカユキ氏にとって、とてつもなく幸せなことだったのではと思います。
私が、ツチヤタカユキ氏を知ったのは、オードリーのラジオを紹介した記事がきっかけで、漫画の印象とは若干異なる部分もあったりします。
ラジオでは、ドがつくほどの下ネタを投稿していたと思うのですが、漫画内には下ネタがあまり出てこないのです。できるだけキレイなネタが多い気がするのは、下ネタだと話がブレてしまうからなのかも。
この辺は原作を読んでない分際で意見する資格はないのですが、ツチヤ氏のヤバい下ネタの数々を漫画でも出してほしかったですね。
元“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキ。現在、定期収入0円。これは僕の、敗者復活戦。各所で話題になった青春私小説を史群アル仙がマンガ化!!