絶望しかない

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ずっと読むのを躊躇っていた作品。
壮絶ないじめの果てに、家族を焼き殺された主人公・春花が復讐を決意するストーリー。
あらすじだけ読んでも、つらい。
復讐を果たしたところで幸せになる未来なんか最初から見えていない。
学校だけが全てじゃない、逃げてもいいなんて言葉は逃げる選択肢を持っている強者のエゴかもしれない。逃げきれなかった春花も、逃げることすら知らなかった流美も、追い詰められて殺すしかなかった、是か非かではなく是が非でもやるしかなかった絶望の深さは想像を絶する。

復讐は善か悪か?是か非か?最後まで読んだところで結局結論を出すことはできなかった。
春花が救われるようなラストが訪れてくれと願いながらも、いじめっ子達がひとりひとり消えていくのをどこか清々しい気持ちで見てしまう。
漫画だから、虚構だから、なんて言い訳になるのだろうか。
最後まで誰も救われません。もちろん、読んだ貴方も。

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