いつの時代にも、どんな仕事にも
理想を追うのか現実と折り合うのか、お金をとるか美学をとるか、そういった悩みは誰もが経験するところ。しかし実のところそれらは二律背反ではなく、両方叶う場合もあるし両方叶わない場合もある。運、というのもあるんだけど何か一つの要因で説明できないから「残酷」なんですね。 特定の立場を殊更に持ち上げる訳でもなく、ただ漫画に対してその人なりの向き合い方をした、という姿が愛おしい。 真実や正義が人の数だけあること、その真摯さと滑稽さを教えてくれる『ラ・クンパルシータ』(3巻第4話)が好き。
某有名漫画討論番組で取り上げられたということで読んでみました。
昔の漫画だけどびっくりするぐらい面白いです。
内容は漫画家をテーマにしたオムニバスの作品となっています。
当時と価値観が違うところもあれば、今と全く通じるところもあり、歴史的資料と言ってもいいのではないでしょうか。