殺し方が残酷な料理人
良かった点 ・1話完結で内容もある程度パターンが決まっているので安定した楽しさと読みやすさがある 総評 物語が進むにつれにちょっとずつ方向性がブレたりするのが良い。初期は料理にちなんだ方法で悪人退治、中盤はエロ要素が多くなり、最終回は「なにこれ」と思う内容だった
新宿は歌舞伎町で知る人ぞ知る小料理屋を営む料理人・鬼神半次郎。料理の腕前は一級品で、常日頃から客に「こんな小さな店にはもったいない腕」と言われる職人だ。しかし…それは彼の表の顔。半次郎の真の姿は、新宿の悪党どもを文字通り「料理」してしまう、必殺仕置人なのである! 半次郎の店には悩みを抱えた多種多様な客が舞い込んでくる。金に物を言わせて関係を迫る生臭坊主に付きまとわれる美女、性根の腐ったヒモに騙されて風俗で働く若い娘…半次郎の包丁が夜に光り、悪を裁く!!
主人公が法で裁けないような悪人に対して「暗殺」という手段で世直しをしていく漫画です。見どころとしては、料理のテクニックを暗殺に活かしている場面もあるので料理が趣味の人にオススメです。ダークヒーロー者が好きな方は楽しめる作品だと思います。