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第二次大戦末期、戦死した山本五十六が述した密旨。
そこには本土防衛のための最強の航空部隊を編成する構想が遺されていました。この「密命」を受けた海軍大佐源田実が部隊創設を決意するまでがこの読切で描かれています。
源田が率いることになる海軍第343航空部隊は『ドリフターズ』にも出てきた「デストロイヤー」菅野直が所属したというのを知りました。
読切ではシルエットだけの登場でしたが他にもクセの強そうなパイロットが揃っている予感。
「最強戦力の結集」と言うと、一寸聞こえはいいですが実際には窮状を表しているのだと思います。とはいえ、最後の防衛線として組織された異分子のチームが海軍という巨大組織の中で存在感を発揮していくのは見応えがありそう。
本格連載が早く読みたくなるプロローグでした!
これは救国に殉じた二人の男の物語———。須本壮一が挑む超本格戦記第零話(プロローグ) 今夏の新連載に先がけて掲載‼(イブニング2020年11号)