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赤塚作品の中では、最もゲスい部類の漫画じゃないだろうか。
その名も「ヤラセテおじさん」。
ハーメルンの笛吹きのように、尺八を吹くと人を意のままに操ることができるエロアイテムを使い、飲み屋などで下世話なエロ話をしては、最後は女性に対して「ヤラセテ!!」と無邪気にお願いして持ち帰るまでが一連の話のパターンとなっている。
ときには若者を諭すようなチョット良い話もあるのだが、大抵はゲスの極みとしか言いようがないネタばかりである。
絵面がゲスいわけではなく、とにかく発想がヤバいのである。
一体どういう考え方をしたら、こんな酷いネタを思いつくのか…。(褒めてる)
まさかこれが少年誌に?と心配になり、掲載誌を調べてみたところ、1987年の「週刊大衆」であった。
なるほど。
尺八を抱えた流しのおじさん。この尺八を一吹きすれば、どんな人間も思いのままに操ることが…!?グリム童話「ハーメルンの笛吹き男」を模した、大人向けのちょっとホロ苦いストーリー盛りだくさんで贈る短編コメディ。
尺八を抱えた流しのおじさん。この尺八を一吹きすれば、どんな人間も思いのままに操ることが…!?グリム童話「ハーメルンの笛吹き男」を模した、大人向けのちょっとホロ苦いストーリー盛りだくさんで贈る短編コメディ。