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トシミツという人間に振り回され、傷つけられた二人の人間が、その死によって、抱えた思いをぶつける先を失くし置き去りにされてしまう様がリアルです。
主人公の二人が知らないトシミツの死を、見届けた事で、読んでいるだけのこちらもイツキと龍のように、トシミツに置き去りにされてしまいました。
大変印象深いシーンです。
かっこよくてタワマンに住んでて、どっかの会社の社長で運転手付きの高級車に乗る完璧な男は出て来ませんし、可愛くてキュンキュンするようなやり取りも一切ありません。
好き嫌いは分かれるかも知れませんし、多少の矛盾や突っ込みどころがある、荒削りな作品ではありますが、BLという枠を超えて読んでいただきたい漫画だと、その様に思います。
個人的には、新装に当たって追加で描かれた60ページの書き下ろしは、必要なかったかな?と思いましたが、その辺りは好みの問題かも?
「明日地球が滅んでも別に構わない」なんて思って、自由奔放に毎日はしゃいで喧嘩して過ごしていたイッキは、今はこぢんまりとした町の小さな洋食屋で働いている。そんなある日、偶然店にやってきた龍から「トシミツ」の名を聞き、懐かしく思うイッキ。龍はトシミツのいとこだという。そしてトシミツが死んだと告げる龍。トシミツは自由の象徴だった―― 同じ想いを抱くイッキと龍は……!? その後のふたりを描く「エンドレスサークル ちっぽけがいっぱい」も収録。描き下ろしを含む続編60Pを新たに収録。電子限定おまけ付き!!
「明日地球が滅んでも別に構わない」なんて思って、自由奔放に毎日はしゃいで喧嘩して過ごしていたイッキは、今はこぢんまりとした町の小さな洋食屋で働いている。そんなある日、偶然店にやってきた龍から「トシミツ」の名を聞き、懐かしく思うイッキ。龍はトシミツのいとこだという。そしてトシミツが死んだと告げる龍。トシミツは自由の象徴だった―― 同じ想いを抱くイッキと龍は……!? その後のふたりを描く「エンドレスサークル ちっぽけがいっぱい」も収録。描き下ろしを含む続編60Pを新たに収録。電子限定おまけ付き!!