工業用ロボットの旅の物語
工業用ロボットが好奇心旺盛な少年少女と接触して自我に目覚め、孤独な旅に出る物語です。 その過程で様々な出会いと別れが生じ、世界に奇蹟と恐怖を撒き散らします。 絵だけを見ると、この作品はホラーなのかな?と思うけど、 ストーリーを追っていくと、高度成長期のオートシステム化の始まりで、それに伴う人間の戸惑いと葛藤を描いていくのか? 横図先生らしい作品です。
▼無題 ▼夜明け前 ▼アルファルファ ▼日曜、午後、六時半。(夏の思い出/ア ガール イン ブリリアント ワールド オブ ア ボーイズ デイドリーム/帰宅) ▼超妄想A子の日常と憂鬱 ▼休日の過ごし方 ▼17 ▼素晴らしい世界 ▼東京 ▼世界の終わり ▼時空大戦スネークマン ●あらすじ/彼女との別れ話でもめていた友人・飯田に仲介役を頼まれた「俺」。だが、待ち合わせ場所に飯田が現れず、「俺」は飯田の彼女と2人でオールナイトのボーリング場に行く。いっそのこと飲みに誘おうかも考えたが、朝イチの会議までに企画書を完成させないといけない「俺」は、ただ無駄な時間をどうでもいい会話で費やしていく… (夜明け前)。 ●本巻の特徴/デビュー連作の短編「素晴らしい世界」、構想6年の渾身作「東京」を含む、心ざわめかす単行本未収録作品10編+α。描き下ろし、カラーも多数収録!!
短編集なんだけどファンが読むとブワワッとなるやつ。
もちろんこれから読み始めてもいいと思う。でも他の作品も読んだらもう一回読んでみてほしい。
何がどれにと説明できるほど憶えてないけど、浅野いにおの世界観にドップリ浸るカギになる。
2008年らしいので時系列的に並べるとこれより前の連載作品は
素晴らしい世界
ひかりのまち
虹ヶ原ホログラフ
ソラニン
※「おやすみプンプン」と「おざなり君」連載中
なので↑これらを読んでからだとなおエモいんじゃないかな。