合法だけれども禁断の味
自分は酒は好きだがビールが好きな程度で 日本酒とかの美味さは良くわからない。 そしてスケベであるとも、スケベでないとも言わないが、 どちらかというとお姉様系が好きで、 すくなくともロリッ娘系の趣味は無い。 「ぽんしゅ部!」は明らかに 日本酒好きかロリッ娘好きかをターゲットにした漫画だ。 少なくとも日本では飲酒は20歳を過ぎなければ違法だ。 そして普通は20歳を過ぎた女性はロリッ娘ではない。 なので普通に考えれば、ロリッ娘と日本酒を ともに愛でるシチュエーションは日本では成立しない。 その辺の、日本酒とロリッ娘を愛する人達の願望を 「20歳を過ぎているので飲酒OKだし日本酒が大好き、 でも見た目と言動がモロに小学生の女性」 を主人公にして漫画化し、ソッチ系の層に 夢を見させてくれようとした漫画だと思う。 日本に日本酒とロリッ娘の両方が大好きです、という層が どのくらいいるかは知らんし、 そういう人達がいたとして、この漫画にめぐり合うかどうかとか、 ノンケ?の人達がこの漫画をみて目覚めるかどうかは知らんが。 というか、この漫画は結構過激なサービスシーンも描いては いるが、実はけっこう第一話あたりから早々に、 「常識の範囲、安全圏で楽しめる漫画ですよ」 という雰囲気がなにかしら感じられる。 漫画全体から、いわゆる18禁漫画のような、 「やばいモン描いちゃってますよ」ということはなさそうだという 雰囲気が伝わってくる。 なのでワリと安心して楽しめる漫画であるとは思う。 しかしまあ、第6話に日本酒にあう肴として 「クリームチーズと奈良漬けの和え物」 とか登場したりする。 ほんとこれは美味そうだな、日本酒には合うんだろうな、と 日本酒に詳しくない自分でもそう思うのに、 だからソッチ方向で正統派酒食漫画に舵を切ればいいのに、 なんでロリッ娘的な方向に話を進めるんだよ~という 残念感は否めない。 それはそれで凄く面白い、間違いなく面白い漫画なのだけれども、 「普通のグルメ漫画にしても良かったのでは?」 と思う面とか、 「主人公がお姉様だったらなあ」とか、 「日本酒とロリッ娘好きにアヤマレ」 と言いたくなる部分もある。 そう思わせるのもこの漫画の味なのかもしれないが。 しかし今まで生きて来た人生で「ロリッ娘」と 書いた総数よりも、今日一日で「ロリッ娘」と 書いた数のほうが遥かに多いな。 多分、今日が一生で一番「ロリッ娘」という文字を パソコンで打ち込んだ日になると思う。 ならなかったらマズイし。
主人公の本希(もとき)は、自分のことを「ぽんしゅのぽんちゃん」と呼ぶ、どう見ても小学生にしか見えない美大生。幼児のような喋り方で、スマホや携帯電話の番号すら知らないぽんちゃんですが、ちゃんと20歳超えてます。
「う〜ん、あんまりこういうあざとい合法ロリは好きじゃないんだよなぁ…」と思ってたのですが、割と早い段階でぽんちゃんの可愛さにメロメロになっていました。
大学生だと思うと受け入れられないですが、ただの幼女だと思えば愛しさしかありません。
なお、ぽんちゃんにはお酒が飲めない兄弟の「マツヤ」がいるのですが、3話でその正体が明らかになったときは目ン玉飛び出ました。見事に騙されましたし、思わず1話から読み直しました。
登場人物みんな個性が際立ってて、そして絵がすごく綺麗…!日本酒もお料理も美味しそうで、食マンガ・酒マンガとしていい作品だなと思います。
現在となりのヤングジャンプで7話まで読んだところなのですが、本編は打ち切りではなく、休載中ということでいいんですよね…?