バトルシーンが迫力あり!
1話がなかなかショッキングなので正直なところ好みが分かれると思うが、ヒロインのおかげで暗くなりすぎない。 色々と悲しいダークファンタジーですが、綺麗な絵と迫力ある戦闘シーンにうっとりする。でも、描く絵がきれいな分、 残酷なシーンがグロテスクで怖い方もいると思う。自分はあっという間に読み進めてしまい、読みやすかった。 愛する人を奪われた憎しみはとてつもない力となっていくのは分かる。でも道は外して欲しくない。今後どうなるのか全く予測がつかなくて楽しみ。
最愛を失ったものは、何よりも無情。超産業革命で発展した世界。非科学的な力を排除する人間たちに、愛する魔女の師匠を殺された人間の少年は、“復讐の魔法使い”となる。 終わりなき復讐のダークファンタジー!
序章もいいところですが、なかなかに骨太なオリジナルSF×ファンタジーが始まりました。
まず絵がいい!!上手い、可愛い、かっこいい三拍子そろってます。のっけから首切られたりとにかく死にまくりの血みどろ続きで、推しがしなないことを祈りながら読み続けることになりそうです。
「超産業革命(ギアエクスパンション)」とよばれる超絶的な科学発展を遂げた人類により魔女は滅ぼされた。という世界設定。現時点ではまだまだ疑問点が多いです。
「超」がつく通り、誇張でなく中世後期の国でスマートフォンが普及してるという文化レベルと科学技術の乖離ぶりと隔絶ぶりに何らかの陰謀の臭いがします。『幼女戦記』でいう存在Xのように、裏で糸を引いている超常的な存在がいそうです。(少なくとも魔女は「神に遣わされた」存在だそうなので、別の対立する神が企てた代理戦争だったりするのかも?)王妃がめちゃくちゃ怪しい感じがするのは果たしてミスリードか否か……w