傑作なので
まず読んでほしい! 岡崎京子どれから…と迷う人にはまずヘルタースケルターから読んでほしい 巻末に「著者がこの後交通事故にあってしまい…」というショッキングな後書きがあった気がするが、できるならこの世界もっと読みたいと思わせる。 読み終わると、鈍器で顔面を殴られるような衝撃を覚える。 煌びやかな世界の裏側には必ず混沌とした苦しみとか嘘とかがあって、人間一人を書き表すとしたらそういった部分も避けては通れない。 むしろ剥き出しにして描かれてる気がして衝撃を受ける。 この一巻は永久保存…
世紀を越えた傑作、初単行本化!!トップスターにのぼりつめたりりこ。しかし、彼女の美は全身整形でつくられたものだった―――いつも一人の女の子のことを書こうと思っている。いつも。たった一人の。一人ぼっちの。一人の女の子の落ちかたというものを。(岡崎京子)第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品。
実写化女優が逮捕された後、近所の本屋さんで見て急に読みたくなった。実写と違い主人公のメンヘラ感が強く、より現実的で悲しい。女の子って誰しも必ずこういう一面を持っていて、社会上では取り繕ってるだけじゃないかと思う。