この漫画が伝えたいメッセージは、読めばなんとなくわかるけど、それをわかりやすくかつ大勢に伝わるように言葉にすることは非常に難しい…

見た目と性格が対照的な主人公2人が、ある日突然中身が入れ替わってしまうところから物語は始まる。なにがトリガーかは不明。

容姿が変わり、世間からの見られ方も変わってしまうことでブスにはブスの、美人には美人の苦しみがあることに気づくが…というあらすじ。

日本は特にルッキズム的思想が根強いから、美人は得でブスは損であると真っ二つに分けてしまう頭になっている。人によってはそれが呪いとなって一生苦しみ続けることもあるけど、どっちが幸福でどっちが不幸かを定義すること自体が無意味。

正直いうと、本編の中ではブスというワードが頻繁に出てくるので読んでいて不快なこともあった。
でも嫌だなと思いながらも最後まで読ませるパワーはあるし、もしかすると今まで自分の中に蓄積された固定概念がひっくり返る事だってありえるなと思う。

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かがみのまえであいましょう
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生産性のないニゴリカワ

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