まじめそうな子が、ストレス解消とばかりに、友達の財布からバンバンお金をスリまくります。彼女がそうなってしまったのは、おおよそ家庭環境に原因にあるのですが、友達の方も盗みに気付いているようで、ある日を境に事態は急展開を見せます。
なんとなく「これ、昔のアフタヌーン四季賞のような読み味だな・・」と思って調べてみたら、作者の楠木あると先生は1988年に、四季賞を受賞していた経験があるとのこと。それを知ったとたんに「いや〜良いマンガ読んだわ〜」と謎の自信が出てきました(笑)
とはいえ、主人公がやらかしてた盗み行為は立派な犯罪ですからね。物語上、そこは肯定してはいないと思いますが、色々な部分が省略されすぎているので、誤解される要素はありそうです。そのあたりで、読んだ人の反応は分かれるかもしれません。
「あたしは自分よりブスの子のお金はとらない 萌香のだけだ」中学2年生・太田つぼみのストレス解消法は塾の休み時間に親友・萌香のお財布からこっそりお金を抜き取ること。「幸せな女…でもって鈍感な女!」と思っていたけれど、萌香はずっと前から気づいていた……少女たちの感情の起伏を鮮やかに描いた友情物語。
「あたしは自分よりブスの子のお金はとらない 萌香のだけだ」中学2年生・太田つぼみのストレス解消法は塾の休み時間に親友・萌香のお財布からこっそりお金を抜き取ること。「幸せな女…でもって鈍感な女!」と思っていたけれど、萌香はずっと前から気づいていた……少女たちの感情の起伏を鮮やかに描いた友情物語。