ローストビーフ丼のような柔道漫画にコメントする
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名無し
1年以上前
周囲からは札付きの不良として疎まれている青葉マサムネ。 根は純真なのだが自分を持て余して 喧嘩ばかりしているマサムネが 色々とあって投げ飛ばされて好意を抱いた相手は フランス柔道王者で最近転校して来たハーフの女の子。 マサムネは彼女と親しくなろうと柔道部へ入部。 しかし恋敵?が現れて・・ 「ぶろおど!」を読み終えて この漫画はローストビーフ丼みたいだな、と思った。 しばらく前から流行っている「ローストビーフ丼」。 自分としては牛丼をオシャレで高級にしたようなもの、 と考えている。 牛丼は普通に美味い、値段を考えればかなりお値打ち。 でもいまどき「安くて美味しい牛丼」では 客の興味を特に引けない。 なら「ローストビーフ丼」にしてみたらどうだろう? ちゃんと米や牛肉は良いものを選んで、 和風にちょっと洋風テイストを加え、 丼料理をあえて高級洋食風に調理すれば 牛丼より付加価値のついた新感覚で、 結構良いものが出来上がるかも、 ・・みたいに考えて作られたのがローストビーフ丼であり、 ぶろおど!という漫画なのかな、と思った。 ギャグ展開も多いし、本格柔道漫画とは言いがたい。 どちらかというとコイバナ的な展開の青春柔道漫画。 全二巻の短い作品だからか柔道の公式試合すら一度も描かれない。 だが、試合風景こそないが、柔道の基礎練習、 基本動作、技の原理などに費やすページが 比較的に多くなっているせいか、 柔道シーンの扱いが軽いという印象は受けない。 なので柔道漫画としては他の作品と比べると、 面白さで上位とは言えないが、 独特の味は持っているし、 こういう柔道漫画もいいかもな、とは思った。 ただし、ヒロインがフランスと日本のハーフだとか、 フランス王者だったという設定は、あまり重要性を感じなかった。 強くて綺麗な大和撫子では話題として弱いかもしれないが、 フランス人で無ければ駄目だった、という盛り上がりは あまり感じなかった。 そのあたりに、 普通の牛丼に調理してもソコソコ美味しい丼になっただろうに、 わざわざローストビーフ丼に仕上げて良かったのかなあ? という感想が沸いた。
周囲からは札付きの不良として疎まれている青葉マサムネ。
根は純真なのだが自分を持て余して
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名無し
1年以上前
周囲からは札付きの不良として疎まれている青葉マサムネ。 根は純真なのだが自分を持て余して 喧嘩ばかりしているマサムネが 色々とあって投げ飛ばされて好意を抱いた相手は フランス柔道王者で最近転校して来たハーフの女の子。 マサムネは彼女と親しくなろうと柔道部へ入部。 しかし恋敵?が現れて・・ 「ぶろおど!」を読み終えて この漫画はローストビーフ丼みたいだな、と思った。 しばらく前から流行っている「ローストビーフ丼」。 自分としては牛丼をオシャレで高級にしたようなもの、 と考えている。 牛丼は普通に美味い、値段を考えればかなりお値打ち。 でもいまどき「安くて美味しい牛丼」では 客の興味を特に引けない。 なら「ローストビーフ丼」にしてみたらどうだろう? ちゃんと米や牛肉は良いものを選んで、 和風にちょっと洋風テイストを加え、 丼料理をあえて高級洋食風に調理すれば 牛丼より付加価値のついた新感覚で、 結構良いものが出来上がるかも、 ・・みたいに考えて作られたのがローストビーフ丼であり、 ぶろおど!という漫画なのかな、と思った。 ギャグ展開も多いし、本格柔道漫画とは言いがたい。 どちらかというとコイバナ的な展開の青春柔道漫画。 全二巻の短い作品だからか柔道の公式試合すら一度も描かれない。 だが、試合風景こそないが、柔道の基礎練習、 基本動作、技の原理などに費やすページが 比較的に多くなっているせいか、 柔道シーンの扱いが軽いという印象は受けない。 なので柔道漫画としては他の作品と比べると、 面白さで上位とは言えないが、 独特の味は持っているし、 こういう柔道漫画もいいかもな、とは思った。 ただし、ヒロインがフランスと日本のハーフだとか、 フランス王者だったという設定は、あまり重要性を感じなかった。 強くて綺麗な大和撫子では話題として弱いかもしれないが、 フランス人で無ければ駄目だった、という盛り上がりは あまり感じなかった。 そのあたりに、 普通の牛丼に調理してもソコソコ美味しい丼になっただろうに、 わざわざローストビーフ丼に仕上げて良かったのかなあ? という感想が沸いた。
周囲からは札付きの不良として疎まれている青葉マサムネ。
根は純真なのだが自分を持て余して
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不揃いの連理

タイトルから見る"伴侶"の形

不揃いの連理
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

ここではタイトル『不揃いの連理』の語義と内容をリンクさせながら、(6巻までで)四組の女性ペアの関係を追う本作の魅力を書いてみたいと思います。 「連理木(れんりぼく・れんりぎ)」というのは、隣りあった木々の接触した枝や幹が一つにくっつき、木目まで混ざり合った状態のこと。そこから「連理」という言葉は二人の深い契りを表すのだそうです。 幸せな予感のある「連理」という言葉。では「不揃いの」という言葉はどうでしょう? 登場するペアは、いずれも全然タイプの違う二人。そしてどちらか片方、もしくは両方とも「ダメな人」だったりもします。 まっとうな会社員×元不良は見た目に反して、ダメなのは会社員の方。いかにも悪そうな人と優等生のJKコンビは、優等生が意外と暴力的etc……。でもそんな二人が何故か寄り添う。 ではそこにどんな心があるのか。 ある人に惹かれる理由を、言葉で言い表すのは難しい。でも、なぜある人の側にいるかは、理由を言える場合もある。 この作品でそれが分かりやすいのは、ダメな漫画家に接する生真面目な編集者。彼女は恋愛的惹かれの他に、ダメな漫画家を支える動機としての「ある気持ち」を持っている。そして同じようなものは、他の三組にも見て取れる。「ある気持ち」はおそらく頼りない人に対する普遍的な心情なので、納得する人は多いと思います。 「ある気持ち」で支え合い、接するうち、彼女たちはいつのまにか離れ難くなっていく。そこには理屈ではなく、もはや必然として一つになった連理木が生まれている。 伴侶って、こういうことだよな……大きな安心感とエモーションが同居する感じ。実はかなり暴力描写・しんどい内容も多いのにそれはとても不思議な感覚で、いつまでもこの物語を追う動機となってゆくのです。 ダメな人に対する、共通する「ある気持ち」......どんなものか、ぜひ本作から探してみてください。 さあ、まだ不穏な堅物教師×生徒の物語はどうなるかな? (6巻までの感想) (追記:実はマンバ読書会でリアルタイムで書いたものから、細かく改稿しています。どんなふうに変化しているか、ぜひ配信と比較してみてください! https://www.youtube.com/watch?v=FgBPuVvUHFI) #マンバ読書会 #クチコミを書く回

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