俺を好きなのはお前だけかよ
タイトル通りなのかよ
俺を好きなのはお前だけかよ 伊島ユウ 駱駝 ブリキ
名無し
パッと見ハーレムものなのにタイトルでそれを否定しているのが面白いなと思ってジャンプ+で読んだ作品。 鈍感系ラブコメ主人公を意図的に装い本音と建前を使い分けまくる主人公・ジョーロには、クール系生徒会長・コスモスと、快活な幼馴染・ひまわり、野球部のエース・サンちゃんという3人の友人がいる。 ジョーロは狙い通りにコスモス&ひまわりと仲を深めていくけれど、パンジー(菫子)が現れたことで、ジョーロにはどうすることが出来ないほどレベルで友人たちとの仲がこじれていく様が面白い…!!(※なお「こじれる」というのはコメディの範疇ではなく純然たる友情崩壊という意味です) ラノベ原作にも関わらず、登場人物はみんな覚えやすい名前(あだ名)で、人数も限られているのが非常にありがたい*また、キャラの登場シーンやデスノパロなど漫画ならではの演出と予想を裏切るシナリオがすごくいい…! 漫画がすごく良かったのでジャンプラに掲載される番外編小説も読んでみたのですが、原作は正直言って読むに耐えない文章でした。 文章はアレだけどストーリーは面白いラノベって、コミカライズ次第でこんなに輝くんですね。 伊島ユウ先生の絵が本当に素晴らしいのでマンガ読んでみてください。 『俺を好きなのはお前だけかよ』伊島ユウ/駱駝/ブリキ https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480028805669
魔入りました!入間くん外伝
外伝 一巻 カルエゴ編
魔入りました!入間くん外伝
ゆゆゆ
ゆゆゆ
ストーリー設定は、あの悪魔(人)たらしの入間くんがまだいない世界(もしかすると、産まれてすらいない?)、そして見慣れた大人の面々もまだ初々しいというか若さというか、まだ幼さを感じる年齢の時代。 学校も荒れています。よくあの秩序だった今の学校へ変わったなと驚くばかりです。 登場する、若かりし頃のオペラさんは無茶苦茶というかめちゃくちゃ度合いがフルスロットルで、とてもおもしろいです。大人げない無茶ぶりと思っていましたが、落ち着かれていたんですね。 バラム先生は本編でもあったように、絵本を読む、夢見る子として描かれています。かわらず怪力ですが。そして、しれっと出てくるバラム先生のご両親。他のご家庭と同じく、似ています。 主人公のカルエゴ先生は、真面目というか厳格というか、その性格ゆえに昔から苦労していたことが伝わってきます。 まさか自分が召喚されてエギーちゃんになると、想像だにしないでしょう。 大人になっても「仲が良い」三人組の学生時代。 本編では読むことができない、作者本人によるサイドストーリーは、とてもおもしろかったです。 読み直したら、あとがきに「外伝は基本カルエゴの物語なのですが、他にもお話したい悪魔たちは沢山います」と書かれていて、カルエゴ編続刊も、別の方の外伝も楽しみだなと思いました。 続刊を気長に待っています。
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