もしかしたらもう世の中の「〇〇くん、〇〇ちゃん」漫画に飽きてるかもしれないけど、どうか最後にこれだけは読んでほしい…!
このマンガはタイトル通り「顔に出る太田が顔に出ない柏田さんをビビらせるだけの話」なんだけど、まあ〜とにかく2人がかわいい!
太田はいかにも子供っぽい悪ガキで、悪ぶってるけど根がメチャクチャいいやつでそれが顔に出ちゃう。
柏田さんは顔には出ないけど感情豊かで、頻繁に3等身くらいにデフォルメ(真顔)されてお茶目なことして太田をからかう。
もはや柏田さんが可愛いのか、太田が可愛いのかわからない。
私はいつの間にからかわれ上手の太田君を読んでいたのか。
からかい上手の高木さんという同ジャンル・類似作品の金字塔と比較してみると、「高木さん」は高木さんがかなり大人で高度な恋の駆け引きを繰り広げるのに対し、こちらは2人ともまだまだ子供で純粋に友達同士のふざけ合いをしてるだけ。
両片思いで、実質カレカノで、実質恋愛をしてる「高木さん」に比べると、太田と柏田さんはまだお互い「ちょっといいな」と気になってるぐらい。そこがいいんだよそこが…!!
まだまだ子供っぽい中学生らしいピュアさに読んでいてたびたび浄化されそうに…😇
さらに比較すると、基本的に周囲と隔絶された2人きりの世界を描いている「高木さん」に対し、「柏田さん」は仲良しグループの中に主人公の2人がいるところが特徴。中学生がワチャワチャしてるとこが見れる、そこがまた良いんですわ…!
ちなみに太田の男友達の名前は「田所と佐田」、柏田さんのことが大好きな委員長(女)の名前は田淵で全員「『田』繫がり」。
疲れたときに読むと最高に癒やされるので一家に一冊おすすめします!!