ネタバレ
エリザベス

アフタヌーンで始まった綾辻行人原作の本格ミステリ。
孤島・角島に住んでいた建築家の中村青司と妻、使用人夫婦の4人が不自然な死を遂げた事件は、犯人不明のまま半年が過ぎた。

同じく島に建っている中村青司が設計した十角形の建物、十角館へ合宿に訪れた大学のミステリ研究部の7名。携帯は圏外、迎えは一週間後。

これから起きる殺人劇、原作未読なので自分なりに推理しながら楽しみたい。

読みたい

なにか起きているようでまだなにも起きていない…
毎号2話掲載という贅沢連載なので、来月もう単行本が出る。笑

やっとって言ったらあれだけど…
第一の被害者、オルツィか。
本土にいるふたりも角島でみんなと合流するのか?

十角館の殺人

動機変更が影を落とす

十角館の殺人 清原紘 綾辻行人
名無し

原作が映像不可能とされて来たトリックは漫画しか出来ない手法で頑張ってたのではないかと思います。絵も綺麗ですし良くコミカライズされているなと(一部キャラクターの性転換もそんな違和感ない)。 けれども、核心となる動機面が原作よりページ割いてスポットを当てられているにも関わらず、改悪としか言えないものになっていました。 警察から誰も悪くない真相が関係者には既に告知されていたのですが(解決編パートで警察が調べてない訳ないだろと強調され)、自分達が殺したんだみたく何故だか皆で騒ぎ合い続けて(エラリィなんかは殺される最期まで自分が殺したと言い張る)、聞きつけた犯人が復讐に及んで勘違いオチになっていたのはなんだかなあと・・・。ショック受けて自殺に走りますが滑稽に見えます。 原作のも被害者からすれば殺されるほどのことかと主張したくなるものでしたが、犯人からすれば成立し得なくもないものではありましたし(現実に問題になった大学サークルトラブル)、島田の追及さえも証拠がないとかわしきって安心した後に、犯行前に良心として瓶詰めした流した計画書が戻ってた運命を悟ることで、「あの人にこれを渡してくれないか」が清涼感すら覚えるラストになったのですが、漫画版では台詞は同じでも情けなく後味悪さを覚えてしまいました。

じゅっかくかんのさつじん
十角館の殺人 1巻
十角館の殺人(2)
十角館の殺人(3)
十角館の殺人 4巻
十角館の殺人 5巻
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万能鑑定士Qの事件簿 角川文庫コミックス

万能鑑定士Qの事件簿 角川文庫コミックス

都内全域に貼られた力士の顔が描かれた不気味なシール。「週刊角川」の記者・小笠原悠斗はその実態を記事にすべく、描き手の推測を“万能鑑定士”の凜田莉子に依頼。そこで意外な事実が明らかになる。シールの謎を解明しようと奔走する2人はやがて、日本を震撼させる大事件へと巻き込まれていく――。松岡圭祐原作の大ヒット漫画がついに文庫化! コミックスの1~3巻を一挙収録。描き下ろし特別編も巻末に掲載!!本書は、二〇一三年八月、十一月、二〇一四年三月にそれぞれ小社より刊行された角川コミックス・エース『万能鑑定士Qの事件簿 I~III』に描き下ろし特別編を加え、文庫化したものです。

medium 霊媒探偵城塚翡翠

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推理作家・香月史郎は、大学の後輩・倉持結花に付き添いを頼まれ、死者が視える霊媒・城塚翡翠のもとを訪れる。翡翠の、人形のように整った精巧な顔付きと肌の蒼白さに、非生物的な印象を受けた史郎。だが後日、史郎は街中で男たちに絡まれている翡翠を目撃する。怒りに頬を赤くし、狼狽している彼女の様子は、以前の彼女とは全然違った印象で……。翡翠が心霊で犯人を当て、史郎が論理で「霊媒以外の証拠」を示す。数々の難事件に挑む二人だが、世間を震撼させている連続死体遺棄事件の犯人の魔手が、翡翠の元へと迫っていた――!! ミステリランキングの5冠を達成した原作を漫画化! 麗しい探偵・城塚翡翠の推理劇が開幕する!

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26年前、夜見山北中学にミサキという生徒がいた。一年生の頃から周囲の人気者だったが、クラス替えで三年三組になったミサキは急に事故で死んでしまう。だが、人気者の突然の死を受け入れられない同級生たちは“ミサキは生きている”フリをし続けた。ところが卒業式の日…、集合写真に実際にはいるはずのないミサキが写っていたという…。そして――。

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コミック本編では描かれなかった恒一の母・理津子と叔母の怜子。姉妹の過去をコミック版の著者によるオリジナルエピソードで綴る、珠玉の一編――。※本書は、2012/5/26に発売された『Another0巻オリジナルアニメDVD同梱版』を電子配信用に再構築した特別版です。

ツミツキ

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「また聞こえる…。この音は---、私が壊れていく音…。」転校生の高田千夏は神社の境内で不思議な学生服の少年と出会う。彼から教えてもらった”罪憑き”という化け物にまさか出会うことになろうとは…。

探偵の探偵

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