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原作は3年前くらいに無職だった時に暇すぎて読んだのですが、それいらいミステリにハマってしまい、無職期間が伸びてしまったという、私のとって曰く付きの作品です。
コミカライズされていたのは知っていたのですが、今般、完結していたのを発見し、購入に至りました。
正直、こういった小説・ゲームなどのコミカライズは、変に端折りすぎてたり、そもそも適当に作られてたりというケースが多く、大部分が消化不良に終わっているような先入観があり、あまり期待していなかったのですが、こちらは楽しめました!
「小説ならでは」のトリックが使われてるので、それをどう表現するのかも注目してましたが、そういうことかと。
いくつか端折られてる部分もあり、小説を読み切るよりもライトに疲れず読み終えられるのですが、話的には特に消化不良感は感じず、うまくまとまっている気がしました。これであればマンガ版もありですね!
原作は「館シリーズ」として9作目まで出てますので、続編も出たら読みたいと思います。