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山田章博作品、本作しか読んだことがないのですが、まずもって硬質で精緻なペン運びが見事です。(改めて見返すと、イタリアのマンガ家セルジオ・トッピっぽい妖艶さがありますね)
絵の魅力はもちろんのこと、セリフ回しやキャラクターの造形も洒脱!
アーティスティックなだけでなく、ちゃんとキャラ芝居のカワイさも同居しているのが達人技です。
話の筋も「イケメン小悪魔がマッドサイエンティストと美少女チャイナ娘にこき使われて不思議な事件に巻き込まれる」というキャッチーな作りでとっつきやすい。
と思えばディティールの凝りもすごい(ソロモンの魔術書のくだりとか)ので、読み応えがあります。
もっとこの3人の物語が見たい…と思わずにはいられない快作です!