すごい、在学中での連載だったんですね…
明日10月14日(月)は私が通っている名古屋造形大学の芸術祭です🌞
— 中田アミノ (@amino55n) October 13, 2019
『谷の水のとなり』というグループで参加します
缶バッジ(全4種5個ずつ)と"筆とあいつがいればいい。"の単行本を販売🌷
やらかしまくっている原稿も展示するのでよかったら是非遊びに来てください💪🏻#名古屋造形大学芸術祭#nzu2019fes pic.twitter.com/AdfuDEntzP
主人公の女の子がかわいくてこじらせてていい感じに意地が悪いのが良い!!
人から良く見られちやほやされることを生きがいにしている女子高生の瓦木叶(かわらぎかのう)ちゃん。
クラスメイトに乗せられうっかり絵が上手い発言をしてしまうが、実際はクソど下手な叶ちゃんのもとに現れた他の人には見えない手のひらサイズの小さなじじい。
寝てる間に身体を乗っ取り凄まじい絵を描くそのじじいの正体は葛飾北斎!?
葛飾北斎は満足するまで絵を描きたい。
叶ちゃんは完璧でありたい。
互いに利害が一致し利用し合うことに!
他人にはいい具合に無害な女の子の小ズルさというか、本質は置いておいて良く見られたいという浅ましさが出ていてとてもいいし、たまに出すかわいくない顔芸も素晴らしいし、じじいがちょうどちょっとキモくて絵が凄くて生活に小波乱を起こしそうないいバディ感を醸し出している。
女の子は良く見られたいという理由で頑張っている基本的にはちょっとアホで残念な女の子なので必然的に幽霊であるじじいがいいツッコミ役になっていて、誰がツッコミやってんだよ感はあるものの、何も知らないアホな小娘よりすべて知り尽くして無茶苦茶やるじじいのほうがまともだわなと納得。
2話目で早速葛飾北斎が大いにやらかしているので、叶ちゃんのその場しのぎのカバー力が試されていて面白かった。
今後、絵画の素材や技法がたくさん出てきそうなので単純に面白くなりそう。
ブルーピリオドなどと合わせて読みたい。
もしも葛飾北斎が人生の続きを現代で生きたらという妄想はロマンがあってとても好き。
シオリエクスペリエンスのジミヘンや、少し違うけど刃牙道での宮本武蔵然り。
現代で無双するのか、どこの時点で成仏するのか、いやそもそも絵に終わりははいから満足しないでしょ?とか、ヒカルの碁的に叶ちゃん自身も成長するのか、どう展開するのか楽しみ!
少し気になるとしたらタイトルが葛飾北斎目線っぽいところ。
いや、どっちとも取れるか・・。
天才絵師とイマドキ女子高生が暴れ描く! 誰にでも好かれる優等生の瓦木叶。しかし彼女は自分を良く見せたい計算高い女の子。そんな彼女にあの伝説の絵師・葛飾北斎のお化けが取り憑いた! 満足がいく絵が描けるまで成仏しないと宣言した北斎お化けに、叶の平穏な日常は崩壊する!!
天才絵師とイマドキ女子高生が暴れ描く! 誰にでも好かれる優等生の瓦木叶。しかし彼女は自分を良く見せたい計算高い女の子。そんな彼女にあの伝説の絵師・葛飾北斎のお化けが取り憑いた! 満足がいく絵が描けるまで成仏しないと宣言した北斎お化けに、叶の平穏な日常は崩壊する!!