性癖の鈍器で殴られ、世界観に嵌っていく

「性癖の鈍器でぶん殴られる覚悟はよろしいですか??」と望月淳望月淳さんが帯に書かれてるけど、性癖の鈍器でダウンを取られた後にぎっちり作り込まれた世界観に飲み込まれるという恐ろしく懐の深い作品。
「性癖~」の言わんとすることはモチロン分かるけど、そもそもが上質なダークファンタジーの土台の上に成り立ってるので性癖が刺さらなくても十分面白い。というかそんなニッチな攻め方をせずとも、もっとド真ん中ストレートにファンタジー好きに推していける作品だと思う。「亜獣譚亜獣譚」「魔女と野獣魔女と野獣」「この愛は、異端。この愛は、異端。」のような、一癖あるファンタジーが好きならたまらない作品のはず。

真面目なストーリーの考察をすると、多分だけどグレゴールに必要なのはストルゲーではなくエロスじゃないのか…もし当たってたなら、それに気付いた時グレゴールはエンデをどうするのか。その瞬間に最も性癖が爆発する気がする。

余談ですが、『死神のラメント死神のラメント』巻末のspecial thanksにアシスタントとして「さんさん桜さんさん桜」のくらのさんの名前がありましたが、そう言えば作品の雰囲気は全然違うけどなんかキャラクターに共通点がある気がしますねぇ。。。

1巻まで読了。

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