作者の成長速度がスポ根的!
『彼女のいる彼氏』の矢島光さんによる新作です。 矢島さんとは活動初期の頃から知り合いで、矢島さんが人生史上初めて描くというサイン色紙も頂きお店に飾っておりました。 それから2年と少し経ってから再びサイン色紙を頂いた時、見違えるほど画力が上達していて驚きました。 そして、この『バトンの星』を読んだ時に画力のみならず漫画力そのものが圧倒的に上がっていると感じました。 『潔癖男子!青山くん』の坂本拓さんの下でアシスタントをしながら美術予備校でデッサンなどの修行も積んだとのことですが、この短期間でここまで総合力が上がった方はなかなか見たことがありません。 テーマとなるバトントワリングへの愛。バトンを知らない読者をも惹きつけるバトンアクションのカッコよさ。イケメンと可愛い女の子を始めとする魅力的なキャラクターたち。テンポの良さ。 昔から「バトンマンガを描きたいんです!」と仰っており、原型となる作品のネームを見せて頂いたこともあって僭越ながらアドバイスもさせて頂いたのですが、『バトンの星』は本当に素晴らしい作品として結実したと思います。 連載は終わってしまっていましたがもっともっと見ていたい物語でした。矢島さんの今後の活躍もとても楽しみです。
1巻を買って再読。『努力じゃ遺伝子に勝てない』というテーマはやっぱり熱い!!
世界一の努力をしても、世界一に慣れなかった桐谷が、今後ガーヒーをどう導いていくのか超気になる。
4回転なし・ノードロ
4回転あり・ドロップ
4回転あり・ノードロ
簡単に3パターン考えられるけど、個人的に演技競技で「みんなができる大技はできないけど、それ以外の質が極上」っていう選手大好きなので、ガーヒーもそのタイプに育ってほしい…!
ただ高校生という年齢を考えると、「大技は挑戦するべきもの」と周囲もガーヒーも当然考えてるだろうから、その路線は難しいか…。
ガーヒーが「どんな選手になりたいか」、道を選ぶときがくると思うけど、ぜひ師匠・桐谷の演技スタイルを受け継いでほしい。