ヤクザの娘とヤクザより危険な男のサイアクな恋 アフタヌーン新連載
【掲載誌】 アフタヌーン2017年10月号(2017年8月25日発売)より連載開始 【代表作】 『春の呪い』 【受賞歴】 『春の呪い』 このマンガがすごい!2017 オンナ編 2位 【公式ページなど】 モアイ http://afternoon.moae.jp/lineup/849 Twitter https://twitter.com/3fe2o2fe3o4
極道の家で生まれ育った女子高生、染井吉乃。家庭環境は特殊でも、おとなしく平穏に日々を過ごしてきた。婚約者の深山霧島(みやま・きりしま)と出会うまでは――! デビュー作『春の呪い』で「このマンガがすごい!2017」(オンナ編)2位にランクインした小西明日翔の最新作。はみ出し者たちが織りなす、スリルと笑いが融合した極道エンタメがここに誕生!!
やられたなぁってなるのは、やっぱり主人公の吉乃がいきなり腎臓を400万で売ってきて、札束入りの袋を深山の机に叩きつけるシーン。
序盤、吉乃はビジュアルからもヤクザの娘っていう設定からも明らかに強気で性格悪そうな女の子だろうなって思うんだけど、深山と比べると、発言や在り方が常識的。だから読者は吉乃の方に共感しながらも「案外普通の娘なのかな?」って思いながら読み進める。
だから深山のヤバさに気を取られているうちに、いきなり主人公が、「腎臓売ってきた」と紙袋を叩きつける。そりゃぁ深山も読者もシビれるわ。
深山のキャラが全然読めないのもいいし、いきなり啖呵を切る主人公はカッコいい。読者を気持ちよくノセたり、裏切ったりしながら物語を魅せてくれる。面白いなぁ…