いまから三千五百年ほどの昔、インダス川のほとりに住むアリアン人はバラモンを頂点とする身分制度を築いていた。そんな中、物語の主人公であるシッダルタが誕生する少し前、奴隷出身のチャプラはコーサラ国の将軍を助けたことがきっかけで彼の養子となる。そして、出自を隠して権力の座を狙うが、チャプラもやはり身分制度の呪縛からは逃れることができなかった……。ブッダが生きた時代とその生涯を描いた大作がここに始まる! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT287~288『ブッダ』第1~2巻収録 <初出掲載>1972年9月号~1978年7月号 希望の友/1978年8月号~1979年12月号 少年ワールド/1980年7月号~1983年12月号 コミックトム連載
この作家はこの作品から読めを教えて
いわゆる「火の鳥体験」というヤツですね。わたしも子供の頃に火の鳥を読んだときは、何日も別世界へ旅して戻ってきたような感覚になったのを覚えています。もし大人に手塚作品を勧めるとしたらやはり『ブラック・ジャック』『アドルフに告ぐ』『ブッダ』などが鉄板でしょうか。幕末好きなら『陽だまりの樹』とかも良いですね。
火の鳥体験は初耳でした!
この感覚に名前があったなんて…
さっそく誰かに教えたいと思います。
陽だまりの樹
ブッダ
アドルフに告ぐ
ブラック・ジャック
別世界
火の鳥