かつて広告制作会社で働いていたこともあり、何となく雰囲気はわかる。オーソドックスなA案、少し変えたB案、大胆に変えたC案を出すのもよくやった。
短期間のプレゼンでクライアントの想定を超える物量のデザイン案を作ったりする、「一流の人はここまでやるんだ!」っていう部分がリアリティを持って描かれてるし、デザインは自己表現じゃない、という話も(割と今は認識されてる気もするけど)通俗的なイメージを更新するものだと思う。
自分が業界を離れたからか、最近はこんな感じの「強いアートディレクター」を見ない気がする。激務が当たり前の業界で、描きにくい部分もあると思うけど、ぜひとも切り込んで欲しい。

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今週のスペリオールで第2話を読んだ。
面白かったけれど、グラフィックそのものとか
グラフィックの本質とはなにか、というより
グラフィック業界の周辺まで含めた企業物漫画、
という感じだった。
そのほうがリアルではあるし面白かったが、
欲を言えばここにさらに
「このグラフィック、凄え!」
というようなシーンがあれば更に面白かったと思う(笑)。

そうなんですよ!重要なところが「グラフィックデザイン関係ねえ〜」ってなって椅子から転げ落ちました。デザイナーの役割が広がってるのは事実ですが。

PB編も面白い。どこに企画を持ち込むかっていう転換もあるんだなぁと。
実際はこんなにうまくいかないんだろうけど。

2巻はドロドロしたしがらみの世界が描かれててよかった。お世話になった先生から仕事を奪う話も。本来なら自分より優れた生徒が出てくるというのは喜ばしいことなのだけど、兼業だとそうも言ってられないよね。講師業は本当に薄給でボランティアみたいなものだし。。

たたかうぐらふぃっく
戦うグラフィック。(1)
戦うグラフィック。(2)
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胸の中のコンチェルト

胸の中のコンチェルト

オーケストラに入るために青春8年間をホルンに捧げた私。でも最終選考にも残らない馬鹿みたいな結末だった。すべてを忘れ、ぬるい音楽教師の仕事にSNSに心を移している楽しい日々。かつての音楽友達からまたオーディションを受けない?と誘われ私は当然断ったが…。夢ばかり追う大人は取り返しが付かなくなる…特別読切36ページ

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