高齢者が8割の社会で若者が老人を襲う
月マガ連載中のマンガ。65歳以上の高齢者が8割を超えた超々高齢化社会が舞台に、老人たちを襲う若者たちを描いている。しかし、若者VS老人という単なる二項対立ではなく、もう一つでかいホラー要素が入り込んできて、話をかき混ぜている。 主人公の忍が、ある日老人を襲い金を強奪するグループと遭遇してしまい、老人ごと襲われたため、正当防衛を兼ねて撃退。しかし次の日学校へ行くと昨日襲ってきた奴らが…という第一巻。 2巻では「アイツ」がどういう風に話を動かして行くのか楽しみ。
初期の老人から金と命を奪う武装集団あたりは楽しんでいて読んでいた。
後半になればなるほど、老人の区別がつきにくくなり、意識の集合体のような怪物登場のあたりで、嫌な予感がしていつのまにか終わってた。
あとがきの「高齢化とか長生きをテーマにしながら、この漫画が長生きできませんでした」という発言は面白かった。
新作を期待しています。