原点にして頂点の酒漫画
原点にして頂点という言葉をこの漫画に捧げたい!! 現代的なアイテムや背景が登場すればするほど、時代感のアップデートされなさが浮き彫りになっていく酒のほそ道。 楽しく美味しく呑めればいいじゃないかと言いながらもめんどくさい酒呑みばかりが登場し、でも結局みんな楽しければいいじゃないかというところに収束していく酒のほそ道。 アプデ前の人も後の人も、楽しくなるまで呑んで食べればそれでいいよね。自分がよければいいの極地がここにある。みんな自分勝手に楽しければいいんです! という空気感が絶妙に好きなんですよね。 めんどくさいこと言いながら、干渉し合っているよいでありながら自由に酒を楽しんでいる宗達がなんだかんだ好きなんだなあ。 自宅でつまみを作りながら酒を飲む回はレシピ漫画としても重宝するし、一人酒も飲み会もちょっといい店もいろんな酒の楽しみ方が学べる(?)のもいいところ。 時代に迎合することもなく、自分の信念を押し付けることもなく、適度にめんどくさいリアルなスタイルを貫いてくれる酒のほそ道が好きです。 誰よりもめんどくさいカスミちゃんがどんどん宗達に影響されてるのかわいい。めんどくさかわいい。
第25巻での八戸のホテルの鯖寿司ですね。
板長の自信満々の話っぷりからしても
相当に美味そう。
実は近所のデパートが東北物産展をやったときに
この板長の鯖寿司も売っていたんです。
「酒のほそ道で取り上げられた」
と宣伝もしていました(笑)。
買いたかったんですけれど、結構ないい値段で
諦めたんですよね。
買って食べておけばよかった・・。
第27巻のサメの話でも宗達君の回想として
板長さん登場しています。
その話によれば、板長さんの店があるホテルを
宗達君は常宿にしているとのこと。
そりゃ、そんだけ美味い肴があるなら
宗達君は常宿にするわなあ(笑)。
ありがとうございます。鯖寿司の回をもう一度読みたいなと思ってたけど、巻数がわからずので困ってました。