【雑談スレ】映画化も決まったしアンダーカレントを語ろうぜ!
※ネタバレを含むクチコミです。
ほんとうはすべて知っていた。心の底流(undercurrent)が導く結末を。夫が失踪し、家業の銭湯も手につかず、途方に暮れる女。やがて銭湯を再開した女を、目立たず語らずひっそりと支える男。穏やかな日々の底で悲劇と喜劇が交差し、出会って離れる人間の、充実感と喪失感が深く流れる。映画一本よりなお深い、至福の漫画体験を約束します。「今、最も読まれるべき漫画はこれだ!すでに四季賞受賞作で確信していたその物語性と演出力に驚く。豊田徹也は心の底流に潜む、なにかの正体を求めるように静かに語る。」――(谷口ジロー)
二つの謎を追っていく物語は起承転結がはっきりしていて、とても分かりやすいです。
話以上に素晴らしいのが、銭湯や隣接するコインランドリーの描写。銭湯マニアの私にはたまりませんでした。
また登場人物一人一人が魅力的で、実在する人物かのように錯覚してしまいます。主人公の女性のショートカットが、はちゃめちゃにオシャレ…
今回豊田徹也先生のまんがを始めて読みましたが、他も読んでみようと思いました。