ダムに沈んだ故郷でタイムスリップ
湖底のひまわり 石川優吾
35日も雨が降らない異常気象でダムの水が完全に干上がってしまい湖底に沈んだ村が姿を現した。そこは主人公の故郷であり、同級生3人が行方不明になった場所でもある。大人になり雑誌記者をしている主人公が取材の為にそこへ訪れると、行方不明になった3人は家出の計画を立てていて自分もその仲間の1人だった…という大事な記憶がよみがえってきた。「なぜそんな大事なことを自分は忘れてしまったのか」と考えながらひまわり畑を通り抜けると、気がついたらダムに沈む前の村にタイムスリップしていた…!
気になるのは村人には主人公のことが子供のままの姿で見えているということです。これがかなり視覚的に違和感があって面白かった。
劉邦
今のところ劉邦よりも蕭何が好き。モノローグで「私は蕭何。」ってややメタな入り方するシーンが僕のよくわからないツボを刺激した。