あらすじ

項羽vs.劉邦、楚漢戦争がついに勃発!! 中華の地を二分する、楚漢戦争の幕が上がる! 鴻門(こうもん)の地で、項羽(こうう)に殺される危機から脱した劉邦(りゅうほう)。楚(そ)を中心とした新しい中華の体制で、覇王となった項羽に対して、劉邦は遥か西方の僻地・漢(かん)の国王に封じられる。左遷させられた劉邦は韓信(かんしん)を大将軍に任命、項羽への反撃を目論み、まずは関中を守る秦の元将軍・章邯(しょうかん)に戦いを挑むが―――
劉邦 1巻

類いまれな英雄・劉邦を描くエンタメ史劇! 武勇、才気なくして農民から皇帝まで 一気に駆け上がった英雄・劉邦。その類いまれな漢(オトコ)の魅力を、『土竜の唄』の著者が渾身の力で描く とびっきりのエンタメ史劇です!! ー・S・T・O・R・Y・− 時は紀元前、中国全土を統一した秦の 始皇帝統治下の都で一人の男が 労役で働いていた。男の名前は劉季(後の劉邦) ある日、男は秦兵に捕まり、中華の極刑、炮烙(ほうらく)の刑に 処せられる事になる。男の運命、そして中華の歴史は その時を境に大きく変わり始めた!!

劉邦 2巻

類いまれな英雄・劉邦を描くエンタメ史劇! 武勇、才気なくして農民から皇帝に駆け上がった男・劉邦と周囲の男たちをヒット作『土竜の唄』の著者が渾身の力で描きます! 男気、色気、笑いあふれる歴史活劇、早くも2集の登場です! ―・S・T・O・R・Y― 故郷の沛に久々に戻った劉邦。仲間の仇を討つ為に古くからの宿敵、雍歯と対立します。泣く子もだまる沛の大侠・王陵が二人に提案した方法は蠱毒呑魂(こどくどんこん)。中華の猛毒が1つだけ入った盃を飲む、命がけの勝負に劉邦は挑む事に……!?

劉邦 3巻

類いまれな英雄・劉邦を描くエンタメ史劇! 始皇帝暗殺をもくろむ美男子・張良、劉邦の人生を変える美女・呂雉など美しい主要人物がゾクゾクと登場する第3集です! ー・S・T・O・R・Yー 始皇帝暗殺を四六時中考えながら中華全土を放浪する美男子・張良。はるか東の町で、ついに彼の必要とする怪力男に出会う。その男を手に入れるため、張良に提示された条件は、一か八かで奴隷になることだった……!? 一方、夏侯嬰を「失った」後も、亭長(警察署長)として毎日を過ごす劉邦。ずっと卵を産まなかった雌鶏がとつぜん卵を産んだその日、劉邦は導かれるように大富豪の宴会に足が向かうが…… 衝撃のラストに間違いなく息を呑む第3集、是非ご期待ください!!!

劉邦 4巻

劉邦を描くエンタメ史劇、遂に項羽が動く! 白虎の虎・項羽(こうう)と、その叔父・項梁(こうりょう)が始皇帝打倒に向けて本格的に始動!! またその妻・呂雉(りょち)が知る“成功者の法則(マスターマインド)”が、単なる強運な男でしかなかった劉邦の生き方を大きく変えていく…!? 『土竜の唄』の著者が描く「項羽と劉邦」の物語が、遂に大きく動き出す第4集です! ー・S・T・O・R・Yー 秦に滅ぼされた楚国の名家出身の男・項梁はその一族を率いて、始皇帝打倒を企んでいた。彼の甥・項羽を圧倒的な武力を持つ「白虎の虎」に育てあげ、唯一無比の英雄伝説を創りあげる事が、秦の圧政で苦しむ数多くの民衆たちの武装蜂起につながると信じていたのである。ある日、項梁は自分たちの同志の娘であり、項羽の恋人ともいえる存在の美しい娘・華(ホア)を呼び出して……!? ~・~・~・~・~ 中華史上、最強の武将とも言える項羽の凄まじい青年期や、劉邦が成り上がる上で必要不可欠な“成功者の法則”が明らかになっていく第4集です。是非ご期待ください!!!

劉邦(5)

劉邦を描くエンタメ史劇、遂に始皇帝死す! 『土竜の唄』の著者が描く「劉邦」の英雄譚、中華全土を統一した始皇帝の崩御で、時代が大きく動く第5集です! ー・S・T・O・R・Yー 労役人たちが逃亡した後、劉邦は大蛇に生娘を人質とせんする、ある村に迷い込む! そこで現れた大蛇を前に劉邦達は…!? その後、劉邦たちは故郷の沛から離れた山間で、共同生活を始めるが… 一方、不老不死を望む始皇帝は第五回の巡幸中に崩御!! 側近の陰謀により巨大な秦帝国は愚鈍な末子・胡亥に引き継がれ、中国史上初の農民蜂起を引き起こしていく……!!! ~・~・~・~・~ 中華史のスタート地点とも言える存在・始皇帝がついに崩御。その時代の趨勢の中、劉邦が“成功者の法則”にのっとり、咸陽にいく途中の山間で、“劉邦軍団”を形成します。是非ご期待ください!!!

劉邦(6)

項羽と劉邦、両雄ついに相まみえる!! ついに項羽と劉邦の物語に!! 千人の軍団を引き連れて沛に戻った劉邦たち。秦に刃向かう彼らに、秦が放った敵軍が襲いかかります。必死で戦った初陣。その戦いを通して戦術の大切さを知った劉邦は、伝説の軍師・黄石公を探すために、一人、旅に出ます。そこで偶然、中華最強の武将・項羽と出逢いますが…… 二人の英雄の運命は如何に!?

劉邦(7)

劉邦と項羽が義兄弟に!? 劉邦と項羽が、義兄弟の契りを結ぶ!! 強敵・秦軍と戦う蜂起軍が劉邦と項羽の結びつきで強くなっていく!? 劉邦のパンチシーンが衝撃の第7集です! ー・S・T・O・R・Yー 項羽の叔父・項梁は中華全土の蜂起軍を一同に集め、打倒秦を誓う。その集会中に武人と農民の衝突が起き、劉邦は思わず項羽を殴ってしまうが…!? 一方、秦の都・咸陽(かんよう)では、宦官・趙高(ちょうこう)が二世皇帝・胡亥(こがい)を支配し、恐怖政治を行っていた。そこに一人、国を憂い、勇敢にも立ち上がった男がいた。その男の名は… 章邯(しょうかん)だった!!

劉邦(8)

大器晩成の劉邦がついに覚醒!! 大器晩成の劉邦がついに覚醒!! 楚国王族の末裔・懐王を捜すように項羽から依頼された劉邦たちは、北方の質素な牧場にたどりつく。欲を失っていた懐王を説得する中で、劉邦は、ある衝撃的な体験をするが…!? 第8集では、劉邦が、ある光景を見たことで覚醒します。中華一の男を目指す劉邦にとって、まさにマイルストーンとなる1巻です! ー・S・T・O・R・Yー 秦への反撃のために楚国の王族を捜す旅に出た劉邦。その行方を突き止めて出会った懐王はすでにあらゆる欲を捨てた男となっていた。懐王を無事、蜂起軍に連れて帰った劉邦は、秦の都・咸陽を目指す。秦と激突する戦の最中、項梁は劉邦を救うために身を挺して彼を救うが…!?

劉邦(9)

王位をかけて項羽と劉邦の関係に亀裂が!? 劉邦とその好敵、項羽との間についに衝突が始まる! 楚王の発案で、秦の都・咸陽のある関中一帯に最初に入った者が「関中王」になる、という命令が楚軍に出された。その候補者に、なんと協働軍として劉邦もも選ばれたのである。それはいわば中華全土の横断レースであり、義兄弟であった項羽と劉邦の間に微妙な亀裂を生じさせる始まりともいえるものであった。圧倒的な兵力をもち、秦の将軍・章邯と戦うため、鉅鹿に向かった項羽は予想外にも、その地で足止めを喰らった。それは身内の楚軍内部の妨害であったが……

劉邦(10)

国士無双の男・韓信が登場、劉邦軍が変わる 先に関中にたどり着いた者が「関中王になる」という楚国・懐王の言葉を信じ、秦の都・咸陽を目指す劉邦軍。途中、項羽軍でくすぶっていた「韓信」という謎の男が登場し、劉邦の仲間に加わることに。そして劉邦軍は、遂に背後から迫る項羽・黥布軍を出し抜き、咸陽入りを果たすが… 歴史ファン必見、項羽と劉邦の対立が本格化する「鴻門の会」が幕を開ける本巻に是非ご注目ください!

劉邦 11巻

項羽vs.劉邦、楚漢戦争がついに勃発!! 中華の地を二分する、楚漢戦争の幕が上がる! 鴻門(こうもん)の地で、項羽(こうう)に殺される危機から脱した劉邦(りゅうほう)。楚(そ)を中心とした新しい中華の体制で、覇王となった項羽に対して、劉邦は遥か西方の僻地・漢(かん)の国王に封じられる。左遷させられた劉邦は韓信(かんしん)を大将軍に任命、項羽への反撃を目論み、まずは関中を守る秦の元将軍・章邯(しょうかん)に戦いを挑むが―――

劉邦 12巻

劉邦、起死回生なるか! 楚漢戦争激化! 敗走の一途をたどる劉邦に活路は!? 楚の都・彭城(ほうじょう)を占拠していた劉邦(りゅうほう)ですが、項羽(こうう)の猛反撃に遭って敗走の一途をたどります。劉邦の故郷である沛(はい)では父と妻・呂雉(りょち)が楚軍に囚われ、残っていた我が子の盈(えい)と魯(ろ)と必死に逃走する劉邦。その前に現れたのは――― 漢の古参将軍・紀信(きしん)と楚の猛将・黥布(げいふ)の対立シーンも必見です。ますます激化する楚漢戦争の展開をお見逃しなく!

劉邦 13巻

奥様はお熱いのがお好き?美女の釜茹地獄! 妻・呂雉の父親にして大富豪の呂公から、全財産を託された劉邦。天下統一のため、その使いみちを悩んだ末…… 超強力な騎馬隊や戦車を擁する 西方の羌族の助けを借りることに。これまで中華の男たちを心酔させてきた “人たらし”の劉邦だが、未知の相手をどうやって丸め込む!? そして項羽との決戦のときは迫る―― 立てこもる劉邦に対し、項羽たちは 捕らえた劉邦の妻・呂雉を 目の前で釜茹でにすると宣言し…… 劉邦、どうする!?

劉邦 14巻

四面楚歌、抜山蓋世、項羽と虞…新解釈! 漢の劉邦と楚の項羽、決戦のとき! 項羽率いる楚軍は、兵糧が尽きて壊滅寸前。そこへ漢の軍師・張良が提案したのはまさかの…和睦! 項羽は、病に倒れた虞のためにも故郷の楚へ戻ることを決意する。その陰で劉邦のもとには“国士無双”韓信が合流。知勇結集、雌雄決する瞬間迫る…… はずだったが!?

劉邦 15巻

見果てぬ夢―― の、あと。堂々完結! 項羽と劉邦、その決して交わらぬ道―― 理想を求め、夢を追い続けた英傑ふたりと、彼らを支え続けた忠臣の物語。歴史の濁流に押し流されんとする 男たちの誰も知らぬ機微を、ときに美しく、ときに軽やかに描き切ったり、全15巻! 堂々完結!