はじめて聖地巡礼した漫画 #推しを3行で推す
この著者の漫画を初めて読んだのがたぶんオッス!トン子ちゃんだったと思うので、まずそことのギャップに驚いたのと、漫画ってどんなふうに描いても良いんだと激しく感銘を受けた記憶があります。いい意味で既成概念を崩してくれました。 とくに舞台である京都の情景の描き方が美しく、決して写実的とかそういうことではないんですが本能的に「ここへ行きたい」と思わせる引力があります。 そして実際に、とくにフットワークが軽いわけでもない私を京都の鞍馬寺まで行かせた漫画です。聖地巡礼というやつですね。 これがデビュー作?かどうかはよく知らないですけど、学生の時に描いたものが賞をとって連載化したらしく、そんな若い時にこういう作品を生み出したという事実がもうとんでもないことだなと読む度思います。
「オッス!トン子ちゃん」から入った自分としては、これを読んだ時の衝撃ったらなかった。
余白の多さや、吹き出しの描き方、言葉のチョイス、何もかもが違う。本当に同じ人が描いたのか??古さも感じるが、オシャレでもある。
主人公のように、感受性が強くて素直な子供だったら、もっと見えてる世界が違ったのかな…
完全にこれの影響で、京都に行った際は必ず鞍馬寺にも行くようになりました。
映画はどうなのか…気になっているけど見れてません。