名無し1年以上前編集パニックホラー作品は 「倒したはずなのにまだ生きてる、もしくは別のものがまだ存在する」 と、終わった後でも匂わせて、最後まで見た人を恐怖に落とし込む。 「何で生きてるの?」 「猿って本物なの?」 「何が目的で人を襲うの?」 そんな質問は無粋。 中盤の「中身は人間だった」事が判明して 納得できたと同時にどこか拍子抜け、ガッカリした人は多かったと思う。 そのまま「どうせこいつも着ぐるみなんだろ」と思わせるのが作者の狙い。 説明がない。 混乱する。 恐怖する。 まさに「パニックホラー」なのである。 「ありえない」と思えるものほど引き込まれるし、憧れのようなものがある。 八木は伝説の魔猿が本当にいるんだと知って、 自分を殺した相手に対して怯えるどころか、喜んで、笑って死んでいった。 現実のように必ず科学的に証明しなきゃいけないわけではない。 人は皆、心の奥底で非現実な事象を求めている。3わかるmode_comment1返信favoriteわかるreply返信report通報
あらすじ社員の結束を高める為の、登山レクリエーション。雄大な自然を感じる爽やかな山は、夜と共に惨劇の舞台と化す!藤谷製薬36名が体験した、未体験の悪意とは…!?凍牌の志名坂高次が初の原作を手がけ、俊英・粂田晃宏が入魂の筆致で迫る。戦慄と衝撃の山岳パニックホラー開幕!!続きを読む
パニックホラー作品は
「倒したはずなのにまだ生きてる、もしくは別のものがまだ存在する」
と、終わった後でも匂わせて、最後まで見た人を恐怖に落とし込む。
「何で生きてるの?」
「猿って本物なの?」
「何が目的で人を襲うの?」
そんな質問は無粋。
中盤の「中身は人間だった」事が判明して
納得できたと同時にどこか拍子抜け、ガッカリした人は多かったと思う。
そのまま「どうせこいつも着ぐるみなんだろ」と思わせるのが作者の狙い。
説明がない。
混乱する。
恐怖する。
まさに「パニックホラー」なのである。
「ありえない」と思えるものほど引き込まれるし、憧れのようなものがある。
八木は伝説の魔猿が本当にいるんだと知って、
自分を殺した相手に対して怯えるどころか、喜んで、笑って死んでいった。
現実のように必ず科学的に証明しなきゃいけないわけではない。
人は皆、心の奥底で非現実な事象を求めている。