世界観は面白い。未完。第一章完
死ぬと蝶になり、国に管理される。 親類は蝶を通して故人と話せる。 面白い世界観。 しかし、テンポが悪いと言うか、あんまり引き込まれない。 バタフライストレージは4巻完結だが、第一章なだけで、続きは「特蝶」という漫画に続く。
人は死ぬと、その「魂」が「蝶」の形になって身体から抜け出る。蝶が飛び立ったあと肉体はすぐに朽ち果ててしまう。蝶を管理する国家機関「死局」に勤める小野百士は、14年前、飛行機事故で家族を失った。百士が覚えているのは、何者かが千里の蝶を奪い去り、今もまだ見つかっていない。妹の蝶の手がかりを探るため、百士は死局での道を選んだ。果たして、千里の蝶の行方とは…。蝶=魂をめぐる近未来SFアクション!
死局っていう死んだ人間の蝶(=魂)を管理する組織で、たぶん本来は事務処理とかしない医療福祉よりのお役所だったんだろうなっ思うけど、蝶を盗む奴が出てきてしょうがなく武装化みたいな流れがなんとなく見える。
攻殻機動隊っぽいかっていうと若干ぽい。ただ、あそこまでハードボイルドじゃない。