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名無し
1年以上前
 古くからの「ジーザス」シリーズのファンです。  敵方特殊部隊「ナイトゴーンツ」が主人公・ジーザスの「怒りに火をつけるためだけ」ーそれだけの理由で神経ガスを使った無差別テロを起こしたというエピソードが、週刊少年サンデーに載りました。これはジーザスの所属した傭兵部隊「砂漠の兔」の戦友たちが作戦中、裏切りでマスタードガスの犠牲になったことに起因しています。ジーザスは「ガスによる無差別殺人」を心底、憎んでいるのです、  掲載されたのは長野・松本サリン事件(1994年6月 死者8人)の後、東京・地下鉄サリン事件(1995年3月 死者13人)の前というタイミング。劇中ではジーザスが無関係の市民を殺害した贖いとして「手前らが撒いた毒ガス、手前らで味わってみやがれっ!!」とボンベをハンドガンで打ち抜き、ナイトゴーンツの隊員らの大半を返り討ち(隊長の〝少佐〟も刺殺)にしています。  作品中でガスの名称も「神経ガス」とだけの表記でしたが、未だに引っかかるのです。これは私の思い込みなのかもしれません。あのとき、毎週楽しみだった「ジーザス」が終盤は大急ぎの展開で終わったように思います。毒ガスを使ったテロ事件は「松本」が世界初のはず。この漫画に起こった出来事が、日本で起こった2つの毒ガス事件と果たして無関係だったのか。約25年が経った今でも、心に刺さったトゲのように思えるのです。
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