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吉川きっちょむ
吉川きっちょむ
2019/04/08
ワンナイトからの朝ごはん
一話完結でタイトル通り、男女のワンナイトとそのあとの朝ごはんの話。 読切の第一話が読めていないのだけど、連載開始の2話から読み始めた。 面白い。 奥山ケニチさんのこちらの読切『磯辺くんとパンツ』も読んですごくよかったので今後追っていきたい。 http://www.moae.jp/comic/thegate_isobekuntopants 本当にワンナイトこっきりもあれば、二人の続きを想像させてくれるものもありニヤニヤする。 それにしても、なんだろう、ワンナイト明けの朝ごはんがもう美味しそうで美味しそうで。 前日から漬けておいたフレンチトーストみたいなもので、ワンナイト→朝ごはんの時間経過で、二人の間の親密性という甘い隠し味が読者によく沁みていて食事単体よりも美味しそうに見えるのかもしれない。 不思議だ。 これは発明なんじゃないだろうか。 その朝ごはんにはなにか儀式や通過儀礼にも似た神聖ささえあるような気がしてくる。 暗黙の了解、無言の約束事みたいな気持ちの良いものがそこにはある。 そういえば、映画『モテキ』で森山未來と長澤まさみがベッドで目覚めて、水を飲むか聞いた長澤まさみが、口に含んだ水を森山未來に口移しで飲ませるシーンなんかはもう最高だった。 これは僕の人生ベスト朝ごはん賞に入れたいシーンだ。水だけど。 一晩明けたあとの男女の少し曖昧で甘くて気持ちのいい関係に浸れるいい漫画。 これからはどんなパターンで見せてくれるんだろうと楽しみになってくる。 普段ヤングキングはあまり手に取らないのでこれがきっかけで他の作品も読むことがあるかもしれない。
六文銭
六文銭
2019/12/03
温かくもどこか切ない老人と幼子の生活
両親がなくなり、残された幼い娘とおじいちゃんだけで暮らす・・・その生活を想像しただけで、私、秒で泣けます。 なんか読んでて、切ないんですよ。 もう先が長くないとわかっている老人が必死に子育てする姿とか。 幼い子どもが、両親が亡くなってシンドイながらも気丈に振る舞う姿とか。 一生懸命、ご飯食べている姿とか。 全て胸にくる。 作品自体、別に泣かせにきているわけでもないんです。 地域住民など二人に関わる人、全員が優しくて支援してくれて、ほっこりハートフルな世界に包まれているのです。 読んでて優しい気持ちになれます。 だけど、私は、どこか漂う二人の哀愁にページをめくるたびに涙腺が緩みっぱなしなんです。 えもいわれぬ不安感ーきっとこんな生活も長く続かないんだろうという考えが暗い影をおとして、病気とかひどい目にあうわけでもないのに、ただ物悲しいのです。 おじいちゃん子だった、自分の原体験に基づくのでしょうね。 最後も大方の予想通りなのですが、不思議とこれまでの悲しさはなく、充足感を得られるハッピーエンドだと思います。(詳しくは書きませんが…。) 家族を思うこと、優しく生きること、周囲との温かい絆をもつこと、思いやりに満ちた1冊です。
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