あえていうなら、変な患者のオペばかりしていたブラックジャック初期に雰囲気が似ている気がする。単なる医療漫画ではなくかなり不思議な話も多い。例えば、発掘した希少金属でありえないほど高い塔を立てた男の話とか。
全体的にもの寂しさというか哀愁のようなものが漂っているところもいい。一番好きなのは、万葉の会の子供たちを救った男の話かな。「なんとみじめなせがれ」っていう最後の父親のセリフがとてもいい。
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絵は上手いとは言えないが、内容はクソ面白い。
あえていうなら、変な患者のオペばかりしていたブラックジャック初期に雰囲気が似ている気がする。単なる医療漫画ではなくかなり不思議な話も多い。例えば、発掘した希少金属でありえないほど高い塔を立てた男の話とか。
全体的にもの寂しさというか哀愁のようなものが漂っているところもいい。一番好きなのは、万葉の会の子供たちを救った男の話かな。「なんとみじめなせがれ」っていう最後の父親のセリフがとてもいい。
中原とほるのHPによると、あれから数話描いて編集にもよしと言われているようだが掲載する機会に恵まれていないらしい。どこかでまた連載してほしいな
悲しい終わり方する話も多いがそんなに後味は悪くない。死期を悟った教授の話とか好きだし。
万葉の会は傑作
巻末のあとがき漫画も面白い。手塚治虫との話とか