あらすじ
息詰まるような島での高校生活。廃墟団地に落書きをしていた町田銀は色の白い女性に注意されスケブを取られてしまう。次の日、学校で美術教師の咲坂に呼び出され、行ってみると彼女は昨晩に会った雪花石膏のような白い女性で!?思春期青春譚!
あらすじ
御城琴音は超がつくお嬢様の高校1年生。駅の券売機の使い方が分からず困っているところを通りがかりの高校1年生・瀬和すぐるに助けられたのをきっかけに、瀬和の高校に転校してきた。はじめての電車。はじめてのカレーうどん。はじめての友達。「はじめてを教えて欲しい」お嬢様と世話焼き男子高校生のはじめてラブコメディ!
さきゅばすないいんちょうにおことわりされまして
あらすじ
サキュバスのお手伝いは、至高の腹上死のために♪いつも通りの下校中、サキュバスが捕食する姿を目撃した久我原リクは、その強烈な姿に心を奪われた!どうせならサキュバスに殺してもらいたいもんだ、なんてことを考えていたら、先日目撃したサキュバスに遭遇!!実はそのサキュバスは、なんとクラス委員長の霧原メイで・・・!?サキュバスな委員長に、思いを込めてお願いするも、残念ながらあっさりお断りされたリク。彼の想いは叶うのか――!?連載時のカラーページを完全収録!★単行本カバー下画像収録★
わたなべ
あらすじ
2万光年彼方の「カナーイ星」からやってきた異星人、「ノウモ・カナイータ・キッテ・ヤラカーシ・ホイ・オートイゴンス」略して「ワタナベ」。地球人の家庭へのホームステイを希望していたワタナベは、団地に住んでいるある家族の元に転がり込むが…!?
ここではないどこかに行きたい。日常がいつか終わることを、漠然と夢見ていた時代の空気というものが、かつてこの国にはありました。それはバブルと裏返しの虚無感のようなものでしかないのかもしれませんが、この作品に漂う諦感と、正反対の馬鹿馬鹿しさは恐らく表裏一体だと思います。 主人公の妙子は自分の日常にうんざりしていて、でも遠くへ行くことも出来ません。彼女の前に現れたのは、宇宙人を名乗るボディスーツに身を包んだ「ワタナベ」。 少し不思議な非日常の物語は、良くも悪くも時代の空気を感じさせてくれます。 あの時代を知っている人間には、恐らくどこか懐かしく感じる作品だと思います。そして、あの時代を知らない人が読んだらどう感じるのだろうかと、バブルから遠く離れた令和の時代に考えたりもします。 日常は終らない。多分、だらだらと続く。でも、そんな中でもきっと素敵なことは見つけられる。今、自分が出せる回答はこんなもんかと思っています。