えるあらめいんのしんでん
あらすじ
熱砂の下に眠る神殿、そこには歴史を覆す秘密が…!? SFの巨匠が放つ渾身の伝奇ロマン。古代から第二次世界大戦まで「戦場」をモチーフとした6作を収録。
じゃけんやぶれたり
あらすじ
平田弘史の貸本期作品。1959(昭和34)年に発表された『邪剣破れたり』と『肉剣』を収録。若虎城松千代君の剣道指南役をめぐり、兄弟子そして師を斬った戸川源四郎。一方、二人の兄弟子に代わり指南役となった播間龍之進。居合抜刀術の源四郎と無想動殺流の龍之進。対峙する二人の勝負の行方は…(『邪剣破れたり』)。剣に生きる男たちの壮絶な生き様を描いた2作品。
てんかをきるぶし
あらすじ
平田弘史の貸本期作品。1960(昭和35)年に発表された『天下を斬る武士』と『ある日の剣豪』を収録。犬に襲われている子供を助けるため、奥田健一郎は犬を斬殺してしまう。その息子をかばい、父、多門は腹を切り自害する。「生類憐憫令」ならびに「殺生禁止令」という愚かな秕政が生んだ悲劇の物語(『天下を斬る武士』)。
やまとがわのさむらい
あらすじ
平田弘史の貸本期作品。1961(昭和36)年に発表された『大和川の侍』と『武士と娘』を収録。城主の家に生まれながら、足の障害により家と断絶させられた大和川真介。育ての親である父が殺されたことをきっかけに復讐の鬼となり、やがて「蛇剣士」と恐れられる剣豪へと成長していくのだが…(『大和川の侍』)。