盲導犬を育成する訓練士を目指し、狭き門である盲導犬訓練士学校に通う若者、桃池あずさ(通称・チビ太)は、視覚障害者だった祖母のための盲導犬を自分が育てるという約束を果たすため、日夜格闘している。個性豊かな同期とクセの強い犬たちがおりなす、笑いと感動の物語。
人類が急速に発展する文明の中、不安・無力感・劣等感などの渾沌を制御するため巨大なブレイン・ロータを作り上げた。ありとあらゆるものを管理しようとする人類の暴挙に追い詰められた動物達は立ち上がり、反発するため暗躍する――。ロータに無より作られた人、リ・リューはある日1匹の不思議な犬と出会う。そのコンタクトが崩壊の一手になるなど、今はまだ誰も知る由はなかった……。あらゆる生の躍動を描いたスペクタクル巨編!
全ての動物がクローンで出来た動物園、フリーダム・パーク。野生として少なくなった動物もみることができ、コンピューターによる完全管理システムにより、クローン動物は野生に近い行動をする。しかしその日、システム外の動きをした動物が現れた。人類が科学とともに発展するかたわら追いつめられる自然と野生――。本物の生とは、しあわせとは何か……。数奇な運命を描くファンタジーSFオムニバス。
都から離れた山の中、幻の珍獣・ミョンミョンたちが住むミョンミョン谷。そこはミョンミョンと、ちょっと変わった生き物が住む地上の楽園だった!? そこにミョンミョンを探す一人の博物学者とその助手がやってきて…。ミョンミョンと仲間たちが繰り広げる、面白ほのぼのファンタジー。
両親が他界し、大学に通う兄と二人暮らしの妹の家に、嫁いだ姉が捨て猫を連れてやってきた。仕事と家族の世話で手一杯だから、引き取り手が見つかるまで世話して欲しい、と言うのだ。大家さんには「一匹だけ」って言いつつ、既に二匹も飼ってると言うのに。しかも今年は受験で、猫の世話どころではない。そうこうするうちに捨て猫は増えて、気付けば6匹の猫屋敷に…!? 表題作他、全3編の短編集。
彼女の奇妙な同居人は、ふたまたシッポのバケ猫さん。人語を話し、舌や首が伸びたり、瞬間移動したり、妖怪も呼べば、除霊もする。幽体離脱もお手のもの。味にはうるさく、そこそこグルメ。こんなにコワ~いバケモンだけど、同居人(てゆうか飼い主?)には頭が全く上がらない。おイタをすれば、妖怪よりも怖ろしいお仕置きが待っている…? ちょっと怖くてかなり楽しい、バケ猫同居ギャグ4コマ。
クスリと笑える脱力系ギャグ漫画。ライオンの鈴木さん一家とさまざまな動物達がほのぼのと生活感にあふれた日常を描く。草食系にはオススメできないかも!?
人にもさまざまな人生があるように、猫にもさまざまな生い立ちと暮らしがある。生まれたなりのその姿にそれらをどっこいしょと背負っている。そんな、さまざまな猫の街角物語。
サラブレッドの故郷・北海道日高地方を舞台に、馬が大好きな少女・山口優(やまぐち・ゆう)とそんな彼女に惹かれていく少年・池上駿(いけがみ・しゅん)の恋愛を描いたラブストーリー。北海道の大自然に囲まれて育った、馬とパパが大好きな中学2年生・山口優は、愛馬・セントアテネに乗馬中、平原で眠っている少年・池上駿と出会う。そして駿の事がなんだか気になる優だったが……!?
警察犬の訓練などを織り交ぜながら、人間と警察犬の心の交流を描き、読者に感動を与える心温まる作品です。「週刊少年ジャンプ」で掲載され、多くの読者から大好評を得た。是非一度は目を通したい感動大作。
ライオンの鈴木さんがリストラされ、そこから始まる尊厳を失いながら描く家族のワイルドライフ。 文明と自然を少しシニカルに描く4コマですが、このテンポが大好きでした。 掲載時、毎月楽しみに読んでおり、単行本化を待っていたのですが、紙で出版されず、電子書籍で読めて嬉しいタイトルでした。 笑える4コマを探している方は是非。 #マンバ読者会